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18組の現代アーティストを通して見る新しいモネの姿。「あたらしい目 ― モネと21世紀のアート」展(ポーラ美術館)開幕レポート【5/6ページ】

モネの足跡をたどる映像

 本展のために制作されたスーメイ・ツェの新作《ある枠組み 3(パリ、ヴェネツィア、ジヴェルニー)》(2026)にも注目したい。

スーメイ・ツェ《ある枠組み 3(パリ、ヴェネツィア、ジヴェルニー)》(2026)
スーメイ・ツェ《ある枠組み 3(パリ、ヴェネツィア、ジヴェルニー)》(2026)

 ツェは、歴史や記憶、移動といったテーマを映像やインスタレーションによって表現してきたアーティスト。今回発表されたコミッション作品では、モネがかつて描いたサン=ラザール駅やルーアン大聖堂、エトルタの海岸などを訪れ、その風景を映像として記録している。映像のなかでは、水晶球を通して景色が反転し、時間の経過とともに光景が変化していく。

 モネが描いた場所を現在の視点から再訪するこの作品は、風景の記憶や視覚体験が時代によってどのように変容するのかを考えさせるものとなっている。

編集部

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