第5章 晩年の活動と継承
第5章「森英恵とアーティストたち」では、森英恵のクリエーションの誕生の鍵となった、多くのアーティストたちとの協業に焦点を当てる。本章では、松本弘子(モデル)、奈良原一高(写真家)、田中一光(グラフィックデザイナー)、岡田茉莉子(女優)、黒柳徹子(女優)、横尾忠則(美術家、グラフィックデザイナー)、佐藤しのぶ(オペラ歌手)らとの交流について、アーティスト本人所蔵の森の衣装や作品、また資料を通じて紹介される。



エピローグ 現代への接続
エピローグでは、小池一子をはじめ、生前、森英恵の近くにいた家族や友人へのインタビューを通じて、多角的に森の素顔に迫る映像を展示。

加えて、森英恵の孫である森泉・雪・星が2023年にテレビ番組『徹子の部屋』出演時に着用した3着のイヴニングドレスが展覧会の最後を飾る。
日本のファッション文化を押し上げ、後世に様々な種を蒔いた森英恵。会場に並ぶドレスや資料の一つひとつは、華やかさの背後にある試行錯誤と決断の連続を物語る。それらをたどることで見えてくるのは、森英恵というひとりのデザイナーの軌跡であると同時に、時代を切り拓こうとした強い意志だ。本展は、その意志を現在に引き寄せて体感できる好機となっている。



















