関西を代表する芸術祭が今年も幕を開けた。2010年から毎年開催されている「六甲ミーツ・アート芸術散歩」はこれまでに延べ520組以上のアーティストが参加。15回目を迎える今回は、名称を「神戸六甲ミーツ・アート 2024 beyond」に改め、内容をさらに拡充。神戸を象徴する山として六甲山の自然とアートをより一層楽しめる芸術祭を目指す。総合ディレクターはこれまで同様、高見澤清隆が務める。
同芸術祭では昨年から新たに回ごとのテーマが設定されており、今年は「新しい視界 Find new perspectives.」がテーマ。参加作家は招待・公募を合わせた以下の61組で、過去最多だ。
Artist in Residence KOBE(AiRK)、URBAN KNIT(兼平翔太)、青木陵子+伊藤存、青野文昭、あつめやさん、雨宮庸介、アルネ・ヘンドリックス、いくらまりえ、ウ・ヒョンミン、nl/rokko project、大石章生、大野智史、岡田健太郎、小畑亮平、開発好明、金氏徹平、蒲原凪 × 田羅義史 × 村田優大、川俣正、北川太郎、城戸みゆき、クゥワイ・サムナン、倉富二達広、小出ナオキ、近藤尚、佐藤圭一、さとうりさ、さわひらき、周逸喬、鈴木将弘、田岡和也×Omult.Venzer、高田治、高橋匡太、高橋瑠璃、竹中美幸、田中優菜、土田翔、生田目礼一、楢木野淑子、西田秀己、西野達、野村由香、のん、HAFEN 本田耕、原田明夫、春田美咲、福島周平、布施琳太郎、船井美佐、堀田ゆうか、マキコムズ、松田修、水田雅也、三梨伸、三原聡一郎、宮永愛子、村上郁、葭村太一、ロプ・ファン・ミエルロ、渡辺篤(アイムヒアプロジェクト)、WA!moto.“Motoka Watanabe”、Waft Lab
会場となるのは、神戸・六甲山上の9会場(ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル[六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台]、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター[記念碑台]、六甲山サイレンスリゾート[旧六甲山ホテル])。そのハイライトを見ていこう。