前身の石橋美術館から建物と活動を受け継ぎ、2016年に開館した久留米市美術館。その開館10周年記念展「美の新地平—石橋財団アーティゾン美術館のいま」が同館で開催されている。会期は5月24日まで。
本展は、東京のアーティゾン美術館を擁する石橋財団コレクション(約3000点)から選りすぐりの80点を展示するもので、うち66点は2015年以降の新収蔵作品だ。久留米出身の青木繁の《海の幸》(1904、国重要文化財)などの日本近代洋画の名作をはじめ、印象派や西洋近現代絵画の傑作も登場。これほどまとまったかたちで同コレクションが貸し出されるのは、本展が初めての試みとなる。
同館学芸員の森智志は「石橋財団コレクションは、日本の近代洋画と印象派を中心とする西洋絵画を軸に収集されてきたが、近年は20世紀以降の抽象絵画の収蔵にも力を入れている。コレクションの新しい姿を、市民や九州の美術ファンに楽しんでいただきたい」と話す。





































