ラストの第6章「同時代の美術家たちと」は、アーティゾン美術館が開催している現代作家と石橋財団コレクションが共演する企画展「ジャム・セッション」に焦点を当てる。第1回に参加した鴻池朋子の襖絵や、第2回で森村泰昌が《海の幸》から着想を得て制作した作品が展示されるほか、これまで6回にわたって開催された同企画展の展示風景も映像で見ることができる。評価が定まった過去の作品を展示するのみならず、つねに同時代の美術動向に意識を向けてきたコレクションらしい締めくくりと言える。

また、2月14日には久留米市美術館と同じ石橋文化センター内にある「石橋正二郎記念館」(旧石橋美術館別館)もリニューアルオープンした。施設設備と展示内容を一新し、「石橋正二郎のコレクション」「坂本繁二郎と青木繁」などテーマ別の高精細映像を上映する大型LEDディスプレイや、来場者が操作できるインタラクティブコーナーなどを設置。アートに情熱を注いだ石橋正二郎の歩みやコレクションにまつわる様々なエピソードも展示に盛り込まれているので、本展とあわせて立ち寄りたい。





















