
博物館建設を計画中の愛知県豊田市。現在、「豊田市新博物館基本計画(素案)」への意見を募集中
愛知県豊田市で、新たな博物館建設に向けた構想が進められている。現在、この「豊田市新博物館基本構想」に対する市民の意見を募集中だ。募集期間は9月1日~30日。

愛知県豊田市で、新たな博物館建設に向けた構想が進められている。現在、この「豊田市新博物館基本構想」に対する市民の意見を募集中だ。募集期間は9月1日~30日。

新美術館建設のため2015年より休館中のブリヂストン美術館が、20年1月を目処に開館することがわかった。それに伴い、美術館名は「アーティゾン美術館」となる。

美術家・森村泰昌が自身の美術館を大阪・北加賀屋に11月3日オープンする。ふたつの展示室、ライブラリー、サロン、ミニシアター、ショップからなり、森村の作品をいつでも見ることのできるこの美術館。開館記念展「君は『菫色のモナムール、其の他』を見たか?森村泰昌 –もうひとつの1980年代–」の会期は11月3日〜2019年1月27日(予定)。

9月1日、ユーレンス現代美術センター(UCCA)は、新館「UCCA砂丘美術館」の開館を発表。新館は、北京のOPEN建築事務所によって設計され、周囲は砂丘で覆われている。こけら落としの「After Nature」と題された展覧会では、中国の過去30年間の迅速な発展を背景に、人間と自然の関係の変化を探る。開館時期は今年秋の予定。

文化庁は8月30日、2019年度の概算要求を公開した。次年度は253億2200万円増の1330億5100万円を要求し、文化財防衛や国立アイヌ博物館、日本博2020(仮)などに力点を置く。

日本を代表する私設現代美術館である原美術館とハラ ミュージアム アーク。両館の館長を兼任していた原俊夫が退任し、新たな館長に内田洋子と青野和子が就任した。

社会風刺的なグラフィティを世界各地に描き残す、神出鬼没の覆面アーティスト、バンクシー。イギリス・大英博物館の展覧会「I object: Ian Hislop's search for dissent」にてその作品が正式に展示されることになった。展覧会の会期は9月6日〜2019年1月20日。

現代美術家・杉本博司が建築家・榊⽥倫之とともに2008年に設立した建築設計事務所「新素材研究所」。その10年にわたる活動を紹介する企画展「新素材研究所・ -新素材×旧素材-」が東京・天王洲の建築倉庫ミュージアムで開催される。会期は10月21日〜2019年1月14日。

ドイツ・ウィースバーデンで9月2日まで開催中のウィースバーデン・ビエンナーレ。「悪いニュース」がテーマの芸術祭の一環で設置されたトルコのエルドアン大統領像に地元住民から抗議が殺到し、8月29日に撤去された。

2018年8月3日に福島市の子育て支援施設「こむこむ館」前に設置されたヤノベケンジによる立体作品《サン・チャイルド》が、同施設前から撤去されることが発表された。撤去を求める批判を受けての対応となる。

国立映画アーカイブ(旧・東京国立近代美術館フィルムセンター)では、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が定めた10月27日の「世界視聴覚遺産の日」を記念し、毎年特別イベントを開催。今年は、映画監督のクリストファー・ノーランとワーナー・ブラザースの監修により、オリジナルネガから新たにプリントされた『2001年宇宙の旅』70ミリフィルムでの特別上映が行われる。開催日は10月6〜7日、11〜14日の6日間。

様々なロゴデザインや商品規格などを手がけている、クレイティブディレクターの水野学が代表を務めるgood design companyの個展が、銀座・クリエイションギャラリーG8にて開催される。会期は9月12日〜10月18日。

芸術やアートの力は「認知症フレンドリー社会」の構築にどう寄与することができるのか? 第一線で活動する研究者・実践者を迎え、国内外の先端事例を紹介する国際シンポジウムが10月8日、国立新美術館にて開催される。

環境保護をテーマに活動するNGO「グリーンピース・ジャパン」が8月27日、漁業における混獲問題を提起した1分間の短編ムービー『混獲 -Bycatch-』を公開した。

オークションハウス・サザビーズの競売人であるフィリップ・フックが、『ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?』(フィルムアート社)を8月25日に刊行する。本書は、美術史と美術品の価値に影響を与えた画商たちの列伝。

2018年1月よりスタートした「東アジア文化都市2018金沢」では、様々な文化事業を展開中。そのコア期間となる9〜11月を前に、文化庁にてプログラム詳細を発表する記者会見が行われた。

世界最大のアートフェア「アート・バーゼル」などを手がけるスイスのMCHグループは、2019年に新たなアートフェア「ART SG」をシンガポールで開催することを発表した。

茨城県の中心地であり、水戸芸術館が位置する水戸市に新たなアートスペース「ARTS ISOZAKI」が9月16日にオープンする。ディレクションするのは十和田市現代美術館のディレクションなどに携わってきた磯崎寛也。

雑誌『美術手帖』が創刊70周年を記念し、「美術批評はどこへ向かうのか?」をテーマとしたトークイベントを8月30日、銀座 蔦屋書店にて開催する。登壇者は若手批評家・キュレーターとして活躍する沢山遼、長谷川新、塚田優。

半世紀以上にわたってアーティストとして活動し、国内外で強い存在感を示し続ける草間彌生。その人生と創作をインタビューや記録映像でひもとくドキュメンタリー映画『KUSAMA - INFINITY』が9月7日よりアメリカで公開される。