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現代思想界の新鋭、福尾匠のデビュー作をチェック。ジル・ドゥルーズの名著『シネマ』の核心を暴く

現代フランス哲学、芸術学、映像論の研究者・福尾匠が、自身初となる著書『眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ「シネマ」』(フィルムアート社)を7月26日に刊行する。本書は、映画とは何かを論考したジル・ドゥルーズの伝説的著作『シネマ』の内容を紐解き、「たんに見る」ことの難しさと創造性に迫るもの。

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杉本博司がヴェルサイユ宮殿で個展「SUGIMOTO VERSAILLES 展(仮)」開催へ

今年で11回目を迎えるヴェルサイユ宮殿の現代美術プロジェクトに、日本の現代美術作家・杉本博司が招聘され、ヴェルサイユを象徴する場所のひとつであるトリアノン離宮を初めて使用し、アート、建築、ライブパフォーマンスで構成される展覧会を行うことが決定した。会期は2018年10月16日~2019年1月20日。

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繡仏の輝き、ふたたび。真正極楽寺、奈良国立博物館、凸版印刷が繡仏をデジタル化。VRアプリで公開

京都・真正極楽寺が所蔵する《刺繡當麻曼荼羅》を、刺繡糸の微細な凹凸まで再現したVRコンテンツが登場。繡仏の美しさを堪能できるこのコンテンツは奈良国立博物館で開催中の「糸のみほとけ-国宝綴織當麻曼荼羅と繡仏-」で披露される。会期および公開期間は7月14日〜8月26日。

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「豊かな不都合」展が四谷で開催。東京都渋谷公園通りギャラリーによる「移動する港」シリーズの第1期

東京都渋谷公園通りギャラリーは、共生社会の実現を目指して2017年に暫定開設した。現在、同ギャラリーは19年度にリニューアルオープンする予定。18年度は施設外で展覧会「移動する港」シリーズを都内3会場で開催するという。その第1期となる展覧会「豊かな不都合」の詳細が発表された。四谷三丁目ランプ坂ギャラリーにて、会期は8月14日〜28日。

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寺田倉庫のアートプロジェクト「TOKYO CANAL LINKS」と「TERRA×ART」。3日間にわたるイベントを開催

寺田倉庫のアートプロジェクト「TOKYO CANAL LINKS」(HANEDA-TENNOZ)が、芸術文化都市・東京の実現を目指して実施する「Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成」(公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)の第1期採択事業に決定。これまで多彩なイベントを行ってきた「TOKYO CANAL LINKS」の第8回は、7月20日〜22日に開催される。

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芸術を愛し、芸術家を愛した女。20世紀美術の隆盛を支えたペギー・グッゲンハイムの映画が待望の日本公開

グッゲンハイム美術館の創立者であるソロモン・R・グッゲンハイムの姪であり、20世紀を代表するコレクター、ペギー・グッゲンハイムのドキュメンタリー映画『ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪』が公開される。パブロ・ピカソやジャクソン・ポロック、ピエト・モンドリアン、そして夫であったマックス・エルンストら多くのアーティストとの交流がわかる豊富な映像資料や、本人のインタビュー音声によってその波乱に満ちた生涯が生き生きと語られる。渋谷・イメージフォーラムほかで9月公開予定。

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