
サザビーズで“事件”発生。1.5億円で落札のバンクシー作品、切り刻まれる
バンクシーの代表作《Girl With Balloon》が10月5日、ロンドンのサザビーズに登場。100万ポンド(約1.5億円)での落札が告げられると同時に、額縁に内蔵された装置で作品が切り刻まれた。

バンクシーの代表作《Girl With Balloon》が10月5日、ロンドンのサザビーズに登場。100万ポンド(約1.5億円)での落札が告げられると同時に、額縁に内蔵された装置で作品が切り刻まれた。

多くのアーティストが活動拠点とする神奈川県相模原市。同エリアのスタジオ同士をつなぎ、一斉に公開する年に1度の大規模なオープンスタジオ「SUPER OPEN STUDIO」が今年も開催される。会期は10月13日〜11月4日。

ものづくりの最前線の人工島「京浜島」で2017年より開催される音楽とアートの祭典「鉄工島FES」。今年はこのフェスティバルの一環として「鉄工島アイデアジャンボリー」が初開催され、現在アイデアを募集中だ。募集期間は9月28日〜10月28日。

石川県の金沢21世紀美術館で、10月6日〜8日の3日間にわたって「東アジア現代映画ことはじめ:食と映画と現代アート」が開催される。これは、日本、中国、韓国、香港、台湾に関連する映画・映像を通して、国を超えた普遍的なものとは何かを探ろうというものだ。

今年3月に設立された一般財団法人東美鑑定評価機構が、10月1日より東京美術倶楽部鑑定委員会の機能を引き継ぎ、鑑定事業を開始した。

イギリスの大英博物館日本ギャラリーが、9月27日にリニューアルオープンした。総来館者の10パーセント以上にあたる、年間およそ75万人の訪問者を集めている同ギャラリー。オープニングのコレクション展では、紀元前5000年から現在までの美術品やマンガなどが展示される。

東京藝術大学は10月2日、同大上野キャンパス内に「藝大アートプラザ」をオープンさせた。これは、同大開学以来初の共同事業となり、小学館とともに運営する。

日本最大のアートフェア「アートフェア東京」を主催する一般社団法人アート東京が、2019年に開催される「アートフェア東京2019」の概要を発表した。

60年代より日本写真の第一線で活躍した深瀬昌久(1934〜2012)の写真集『MASAHISA FUKASE』(日本語版:赤々舎)が9月19日に刊行された。本書は、深瀬が生前に雑誌に残した撮影後期や手記をもとに、その制作意図や背景を全26章にわたって丹念に追ったもの。5万字の作品解説とともに、深瀬の全貌を浮き彫りにする待望の集大成となる。

今年5月、東京大学中央食堂に展示されていた宇佐美圭司の絵画《きずな》が廃棄された。これに端を発し、美術評論家連盟が「事物の権利、作品の生」と題したシンポジウムを開催する。日程は11月11日。

エリザベス女王の治世を祝福するため、デイヴィッド・ホックニーがiPad を使ってデザインしたステンドグラスの新作《ザ・クイーンズ・ウィンドウ》が、9月26日にロンドンのウェストミンスター寺院で公開された。

箱根のポーラ美術館が新たな対話型美術鑑賞プログラム「ビジネスのためのアート・ワークショップ」を10月より本格スタートさせる。その内容とは?

ゴリラのマスクを被った、匿名のアクティビスト集団「ゲリラ・ガールズ」。1980年代より美術業界に蔓延するジェンダー問題や不正を訴えてきたグループが次に目をつけたのは、「#MeToo」ムーブメントに対する美術館の対応だ。

19世紀のもっともスキャンダラスな絵画、ギュスターヴ・クールベの《世界の起源》で描かれたモデルの正体が明らかになった。

9月23日、マリーナ・アブラモヴィッチがイタリア・フィレンツェで開催された展覧会のサイン会後、51歳のチェコ人の男に襲撃された。「自分のアートのため」という動機のもと、アブラモヴィッチの肖像画を手にした男は、キャンバスでアブラモヴィッチの頭に打ちつけようとした。

新宿御苑・OPEN PARK プロジェクト実行委員会(一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン、ライゾマティクス)は、2018 年10月12日、東京・新宿御苑で「GYOEN NIGHT ART WALK 新宿御苑 夜歩(よあるき)」と題した、光と音によるインスタレ―ションを含む回遊イベントを開催する。

9月14日、グッチがInstagramアカウントGucci Beauty(@guccibeauty)を開設した。このアカウントに日々投稿される美術作品に込められた意味とは?

ドバイを拠点とする非営利組織「アート・ジャミール」が11月11日に「ジャミール・アートセンター」をオープン。その概要とオープニング展の内容が明らかになった。

フランスの代表的な現代美術ギャラリー・ペロタンが、パリ、香港、ニューヨーク、ソウル、東京に次ぐ支店を、9月20日に上海の外灘にオープン。総面積1200平米の支店は、ペロタンのアジアでの最大スペースとなっている。こけら落としの展覧会では、ベルギーのアーティスト、ウィム・デルボアによる上海での初個展が開催中だ。

2020年冬、3回目の開催を予定している札幌国際芸術祭。そのディレクターチームが明らかにされた。