アニメーション監督、新海誠のデビュー15周年を記念した展覧会「新海誠展 『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」が11月11日より東京・六本木の国立新美術館で開催される。6月に開幕し、静岡県の大岡信ことば館、長野県の小海町高原美術館を巡回した本展は、東京会場では規模を拡大し、特別展示や作品上映会が企画され、初公開を含む総数約1000点の展示となる予定だ。
同展の東京での開催に先駆けて、これまで展覧会場のみで販売されていた本展図録の、一般販売が11月3日に開始される。
大判サイズでつくられた図録は、絵コンテ、作画、設定資料などの貴重な制作資料のほか、新海監督作品の美しい場面カットを選りすぐり大判写真で掲載。さらに、主要6作品にかかわったスタッフたちが当時を語るインタビュー、研究者による論考も収録され、新海監督の15年を多面的に読み解くことができる内容になっている。また、次回作の構想も語った新海監督のロングインタビューも収録。全国書店で販売されるので、会場には行けない人も手にとってほしい。