アッシュ・ペー・フランスが企画・運営する「青参道アートフェア」は、今年で11回目の開催。青山通りと表参道をつなぐ小道「青参道」を拠点に、約40のショップやカフェの店舗が会場となり、アート作品の鑑賞や購入を普段のショッピングと同じ感覚で楽しむことができるのが特徴だ。
今年のテーマは、「SHEROS(シーローズ)」。「SHE」と「HERO」を組み合わせたこの造語は、2014年にLamp harajukuにて開催された「自分たちの女性のヒーローに手紙を書こう」という参加型アートから生まれたもの。
今回は、この「SHEROS」という現代のフェミニズムを提案するコンセプトのもと、キュレーターのハンナ・フシハラ・アーロンをはじめ、アーティストの久保田沙耶や庄島歩音、バイヤーのマルト・デムランなど、多彩な参加者が集結。19日には参加各店舗でオープニングパーティが開催されるほか、会期中にはトークセッションや参加型のワークショップなども多数開催される。