舞台芸術の新たな表現に挑戦。「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム 2020」が愛知県芸術劇場で上演
舞台芸術の新たな表現に挑戦する実験的なライブ・パフォーマンス「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム 2020」が、2020年2月23日に愛知県芸術劇場の小ホールで上演。「音が描く時間」をテーマに、2組のゲストアーティストと3組の公募アーティストがパフォーマンスを行う。
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次回で13回目の開催を迎える「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム 2020」が、2020年2月23日に愛知県芸術劇場の小ホールで上演される。
2006年から始まった「AAC サウンドパフォーマンス道場」が前身である「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム」は、音と身体を核とした、舞台芸術の新たな表現に挑戦するオムニバス形式の実験的なライブ・パフォーマンス。次回は、「音が描く時間」をテーマに、作品のはじまりから終わりまでの時間を、2組のゲストアーティストと3組の公募アーティストが表現するかたちで行われる。
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ゲストアーティストは、電動モーターで養生テープを巻き取る際に生じる音で演奏するユニット「正直」と、ボイスパフォーマー・吉田アミと俳優・立川貴一からなる「ミニスキュル・シングス」に音楽家の大谷能生が加わった3人組ユニット。
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正直は、テープを「巻き取る」や「巻き戻す」などの行為を通して多様な音を生じさせるパフォーマンス《養生テープを「再生」する》を、ミニスキュル・シングスと大谷は、吉田が07年に出版した自伝的小説『サマースプリング』(太田出版)を舞台化した《サマースプリング》(愛知県芸術劇場版)を行う。
また公募アーティストは、音楽のドローイングをきっかけに集まった東京藝術大学在学の3人組「みあいっこ」、前田真二郎による映像作品《日々“hibi”AUG》と、福島諭と濱地潤一が共同作曲した《変容の対象》のコラボレーションである「日々《変容の対象》アンサンブル」、インドネシア・ジョグジャカルタの伝統的な影絵人形劇に映像と音を組み合わせた「CORONA」の3組。前衛的な音楽から身体を伴う作品まで、多様なパフォーマンスが披露される。