日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)、ヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団が協働する「ヒロシマ・アピールズ」。原爆の記憶を絶やさずに、平和を望む「ヒロシマの心」を広く伝えていこうと、毎年1名のグラフィックデザイナーがポスターを制作し、国内外へ発信してきた。
今回、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される「ヒロシマ・アピールズ」展は、「ヒロシマ・アピールズ」がその活動をスタートさせた1983年の、亀倉雄策(1915〜97)による《燃え落ちる蝶》から、今年度までの全21作品を紹介するもの。
加えて、13歳のときに被爆した広島出身のデザイナー・片岡脩(1932〜97)が平和を祈願して制作したという100枚のポスターも特別公開される。