石橋英子は、千葉県茂原市出身の音楽家で、ピアノをメインとしながらドラム、フルート、ヴィブラフォンなども演奏するマルチプレイヤーだ。近年では七尾旅人、ジム・オルーク、前野健太、星野源などの作品やライブに参加したほか、演劇や映画音楽なども手がけてきた。
今年の7月には、4年ぶりとなるニューアルバム『The Dream My Bones Dream』を発売。それを記念して、劇団「マームとジプシー」とともに、藤田貴大の演出による一夜限りの特別公演が開催される。本公演では、石橋の音楽を受け取った藤田が、通常のライブという枠では収まらない、舞台作品へ展開するという。
本公演の音楽は、石橋がバンドセット(ジム・オルーク、ジョー・タリア、須藤俊明、波多野敦子、山本達久)で演奏。「音楽」「演劇」の新境地開拓を試みる本公演は、7月にこの新作を手にしたリスナーにとっても、まったく新しい体験となるだろう。