日々の光を軽やかに描く。
今井麗の初作品集『gathering』出版記念展がnidi galleryで開催
画家・今井麗が、自身初となる作品集『gathering』(Baci)を刊行。その出版記念展が8月24日〜9月6日、東京・渋谷のnidi galleryで開催される。会場では9月中旬の一般販売に先がけ作品集を購入することもできる。
![](https://bt.imgix.net/magazine/18322/main/img6265643543332891852_a604ef3db8ccfc8248d9b594029aaa3a.jpg?auto=format&fm=jpg&w=1472&h=828&fit=clip&rect=0,70,688,387&v=43)
今井麗(うらら)は1982年神奈川県生まれ。多摩美術大学卒業後の2006年頃より本格的に画家としての活動をスタートさせた。
油絵を唯一の表現方法とし、トーストや果物などの食べ物をモチーフとしたシリーズ、不思議なオブジェたちが並ぶ「ギャザリング」シリーズなどを発表。食べ物のみずみずしさやオブジェの組み合わせが生むユニークな間を、爽快な筆致で描いてきた。
今井にとってnidi galleryで約3年ぶりとなる本展は、9月発行の作品集『gathering』(Baci)出版記念展となる。600点以上に及ぶ過去作から作家自身が約30点を厳選し、作品集のための新作を加えた作品集。今井の代名詞でもあるトーストのシリーズや、今年に入って重点的に描き始めたステンレスのシリーズまでが収録されている。
本展ではそうした収録作品に加え、新作を含む約20点を展示。絵具が乾く前に描き切るというフレッシュな世界観、生命力あふれた作品群を、画集と展覧会を通して楽しんでみてはいかがだろうか。
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