EXHIBITIONS
イメージコレクター・杉浦非水展
日本のグラフィックデザインの創成期に重要な役割を果たした図案家の杉浦非水(すぎうら・ひすい)。とりわけ三越呉服店の広告デザインにおいて、百貨店としての新たなブランドイメージをつくり出す「イメージメーカー」の才能を発揮し、「三越の非水か、非水の三越か」と言われるほどであった。
また、自身で図案を創作するだけでなく、工芸研究家の渡辺素舟とともに、『図案の美学』や『実用図案資料大成』など一般向けにも図案に関する書物を発行。多摩帝国美術学校で教鞭を執るなど、図案教育の重要性を認識し、その普及にも大きく貢献した。
本展では三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事、原画やスケッチなど、東京国立近代美術館が所蔵する非水コレクションを19年ぶりに展示する。さらに、非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、16ミリフィルムなど、貴重な旧蔵資料を初公開。図案の創作に至るまでのプロセスと「イメージの収集家」としての側面に焦点を当て、非水の多彩な活動を紹介する。
また、自身で図案を創作するだけでなく、工芸研究家の渡辺素舟とともに、『図案の美学』や『実用図案資料大成』など一般向けにも図案に関する書物を発行。多摩帝国美術学校で教鞭を執るなど、図案教育の重要性を認識し、その普及にも大きく貢献した。
本展では三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事、原画やスケッチなど、東京国立近代美術館が所蔵する非水コレクションを19年ぶりに展示する。さらに、非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、16ミリフィルムなど、貴重な旧蔵資料を初公開。図案の創作に至るまでのプロセスと「イメージの収集家」としての側面に焦点を当て、非水の多彩な活動を紹介する。