京都国立近代美術館

　緑豊かな岡崎公園、平安神宮の参道と琵琶湖疎水に面して建つ、京都国立近代美術館は、京都市の誘致により、市勧業館別館を改装して1963年に国立近代美術館京都分館として開館。67年に独立して京都国立近代美術館となった。

　所蔵品は日本画、洋画、版画、彫刻および陶芸、染織、金工、木竹工、漆工、ジュエリーなどの工芸作品や、写真といった資料。4階コレクション・ギャラリーでは、年5回程度の展示替を行い、日本近代美術の代表的、記念碑的な作品を中心に、欧米の近・現代の作品もあわせて紹介している。