EXHIBITIONS
大竹伸朗 ビル景 1978-2019
絵画を軸に、音や写真、印刷物などを様々に取り込んだ立体作品、また他分野のアーティストとのコラボレーションでも知られる大竹伸朗。多岐にわたって活動してきた大竹が、1970年代から現在までの約40年間継続するシリーズ絵画「ビル景」に注目した展覧会が開催される。
大竹は1955年東京都生まれ、80年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。主な個展に、「大竹伸朗:憶速」(高松市美術館、香川、2013)、「大竹伸朗展:ニューニュー」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川、2013)、「大竹伸朗 全景1955-2006」(東京都現代美術館、2006)など。2009年に手がけた代表作《直島銭湯「I♥湯」》は、自身が得意とするスクラップブックの手法を活用し、実際に入浴できる美術施設として仕立てた。
本展で展示される「ビル景」シリーズは、現実の風景を描いたものではなく、「ビル」というかたちを伴って描き出された仮想風景。大竹が香港、ロンドン、東京といった都市を巡った際に記憶した湿度や熱、騒音、匂いなどがランダムに混ざり合って構成される。
本展では、「ビル景」シリーズの未発表作品から最新作まで約800点を調査し、そのうち数百点を展示。出版社企画による「ビル景」シリーズ全作品集の刊行にあわせ、同シリーズの全貌を明らかにする。
大竹は1955年東京都生まれ、80年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。主な個展に、「大竹伸朗:憶速」(高松市美術館、香川、2013)、「大竹伸朗展:ニューニュー」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川、2013)、「大竹伸朗 全景1955-2006」(東京都現代美術館、2006)など。2009年に手がけた代表作《直島銭湯「I♥湯」》は、自身が得意とするスクラップブックの手法を活用し、実際に入浴できる美術施設として仕立てた。
本展で展示される「ビル景」シリーズは、現実の風景を描いたものではなく、「ビル」というかたちを伴って描き出された仮想風景。大竹が香港、ロンドン、東京といった都市を巡った際に記憶した湿度や熱、騒音、匂いなどがランダムに混ざり合って構成される。
本展では、「ビル景」シリーズの未発表作品から最新作まで約800点を調査し、そのうち数百点を展示。出版社企画による「ビル景」シリーズ全作品集の刊行にあわせ、同シリーズの全貌を明らかにする。