EXHIBITIONS
日本・ポーランド国交樹立100年記念
ポーランド・ポスター展
20世紀のデザイン史において存在感を放つ「ポーランド派ポスター」。ワルシャワ美術アカデミーで教鞭を執ったポーランド・ポスターの双璧、ユゼフ・ムロシュチャクとヘンリク・トマシェフスキや、周辺のグラフィックデザイナーたちが、1950年代後半から70年代にかけて制作した映画、演劇、音楽、サーカスなどのデザイン性に優れたポスターを指している。
当時のポーランド人民共和国は、共産主義の統一労働者党の一党独裁と経済的な低迷の時代。そんななか、グラフィックデザイナーたちは、商業主義にとらわれない創造性に溢れるポスターを制作し、ポーランドのみならず世界中のグラフィックデザインに大きな影響を与えた。
神奈川県立近代美術館は日本でいち早くポーランド・ポスターを紹介し、1975年に「ポーランド現代ポスター展」を開催。ポーランド政府から寄贈された60〜70年代を中心とするポスター290点を所蔵している。
本展では、同館のポーランド・ポスターのコレクションを、ワルシャワ国立美術館の分館、ヴィラヌフ・ポスター美術館の協力を得て調査・整理し、およそ35年ぶりに本格公開。ポーランド・ポスターを代表する14作家(1デザインチームを含む)の、未公開作を含む作品176点が勢揃いする。
当時のポーランド人民共和国は、共産主義の統一労働者党の一党独裁と経済的な低迷の時代。そんななか、グラフィックデザイナーたちは、商業主義にとらわれない創造性に溢れるポスターを制作し、ポーランドのみならず世界中のグラフィックデザインに大きな影響を与えた。
神奈川県立近代美術館は日本でいち早くポーランド・ポスターを紹介し、1975年に「ポーランド現代ポスター展」を開催。ポーランド政府から寄贈された60〜70年代を中心とするポスター290点を所蔵している。
本展では、同館のポーランド・ポスターのコレクションを、ワルシャワ国立美術館の分館、ヴィラヌフ・ポスター美術館の協力を得て調査・整理し、およそ35年ぶりに本格公開。ポーランド・ポスターを代表する14作家(1デザインチームを含む)の、未公開作を含む作品176点が勢揃いする。