
ポンピドゥー・センターの上海ポップアップがついに開館。5年間限定の美術館を見逃すな
パリを代表する美術館であるポンピドゥー・センターが、そのポップアップを上海屈指のアートゾーンである西岸(ウェストバンド)地区に誕生した。5年間限定のこの美術館。その様子を現地からお届けする。

パリを代表する美術館であるポンピドゥー・センターが、そのポップアップを上海屈指のアートゾーンである西岸(ウェストバンド)地区に誕生した。5年間限定のこの美術館。その様子を現地からお届けする。

独自のモチーフを追求し、2017年にはカンザス州のマリアンナ・キストラー・ビーチ美術館で、アメリカで初となる美術館個展を開催した大山エンリコイサム。国内においても現在、山梨県北杜市の中村キース・ヘリング美術館で個展「VIRAL」を開催中だ(〜11月17日)。今回、この2つの美術館個展のカタログ刊行を記念したトークイベント「拡散・横断・身体・造形」が、11月9日に東京・恵比寿のNADiff a/p/a/r/tで開催される。ゲストは美術評論家の中尾拓哉。

「だまし絵」で知られるオランダ人版画家・画家のエッシャー。その知られざる波乱に満ちた人生を紐解き、創造力の源泉に迫る映画『エッシャー 視覚の魔術師』が、12月14日からアップリンク渋谷・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。

様々な文化施設が集まる東京・上野を舞台として、昨年から開催されている日比野克彦プロデュースによるフェスティバル「UENOYES」。2回目の開催となる今回は、ファッションデザイナーの山縣良和をディレクターに迎え、「FLOATING NOMAD」(=浮遊遊動⺠)をテーマに展開される。開催期間は11月9日〜10日。

大阪・なんばの新歌舞伎座跡地に今年12月、隈研吾の設計による「ホテルロイヤルクラシック大阪」が誕生する。「ミュージアムホテル」を称する施設内のパブリックスペースや客室には、「具体美術協会」をはじめとするアーティストの作品が並ぶ。

『美術手帖』12月号は「『移民』の美術」特集。労働力としての外国人受け入れ拡大が進み、変化する社会における美術の役割とは?当事者であるアーティストの表現や、移民・難民問題を扱う作品を考える1冊となっている。

『美術手帖』 2019年12月号の特集は「『移民』の美術」。編集長・岩渕貞哉による「Editor’s note」です。

2020年4月25日より、福岡の九州国立博物館を皮切りに全国8都市で「古代エジプト展」が開催。オランダ・ライデン国立古代博物館が所蔵する古代エジプトのコレクションから、人間や動物のミイラ、棺などを含む約250点で構成され、最新の研究成果を発表する。

2020年1月18日に開館する東京・京橋のアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)が、開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」より導入される日時指定予約制の詳細を発表。11月1日からチケットの予約販売も開始した。

ロエベファンデーション クラフト プライズ 2019大賞受賞者である石塚源太や特別賞を受賞したハリー・モーガン、高樋一人の作品が、第4回金沢・世界工芸トリエンナーレ「越境する工芸」にて展示される。会場は金沢21世紀美術館、会期は11月10日〜21日。

オーストリア・ウィーンで開催中の展覧会「JAPAN UNLIMITED」について、在オーストリア日本大使館が11月5日までに公認を取り消した。展示されていた、安倍晋三首相や昭和天皇、東京電力福島第一原発などを扱った作品が問題視されたとみられる。

『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を受賞した映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラによる初のオペラ『サイレンス』が、2020年1月25日に神奈川県立音楽堂で上演される。ノーベル賞作家・川端康成の短編「無言」が原作である本作は、川端康成生誕120周年記念作品にもなっている。

大竹彩子、齋藤芽生、盛田亜耶、吉澤美香によるグループ展「Out of Flora」が、東京・六本木のギャラリー・アートアンリミテッドで開催されている。本展は、現在目黒区美術館で開催されている齋藤芽生の個展「線の迷宮〈ラビリンス〉Ⅲ 齋藤芽生とフローラの神殿」に合わせて企画されたもの。会期は11月22日まで。

図鑑のように複数の絵画と言葉で社会を描く齋藤芽生の個展「線の迷宮〈ラビリンス〉Ⅲ 齋藤芽生とフローラの神殿」が、東京の目黒区美術館で開催されている。卒業制作を含む初期作から近作まで約100点を回顧展的にたどる本展では、19世紀植物図鑑の名作《フローラの神殿》も同時に見ることができる。会期は12月1日まで。

草間彌生から始まり、ニコラ・ビュフ、塩田千春らの作品を館内で展示してきたGINZA SIX。その新たな作品が、11月5日にお目見えした。2019年のクリスマス・シーズンを彩るのは、フィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミによる巨大作品だ。

世界情勢や美術史に着目し、批評的な視点とユーモアを備えた作品を制作してきた小沢剛。その個展「小沢剛:Jアラート」が、東京・南麻布のMISA SHIN GALLERYで開催される。会期は11月8日〜12月21日。

「View」と冠した独自の風景画を描き続ける画家・津上みゆき。その個展「そこに在るのは些細なこと」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。会期は11月22日~12月21日。

ヌードをテーマとした絵画を中心に展示し、20世紀初頭から現代に至る身体表象を俯瞰する展覧会「眼差し そしてもう一つの」が、東京・天王洲のKOTARO NUKAGAにて12月7日まで開かれている。藤田嗣治の裸体画を起点に、セザンヌから現代アーティストまで様々な作家の作品と併置する本展を、武蔵野美術大学教授の田中正之、ギャラリーディレクターの額賀古太郎のコメントともに紹介する。

カナダ人演出家、ロベール・ルパージュによる演劇超大作『HIROSHIMA 太田川七つの流れ』が、東京オリンピック・パラリンピックの開催直前となる2020年7月に、渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演されることが決定した。

1974年よりニューヨークを拠点に、パブリック・アートに特化したプロジェクトを数多く手がけてきたNPO「クリエイティブ・タイム」が、若手アーティストから企画を募る「オープン・コール」をローンチした。600を超える応募のなかから選ばれた、第1回目のプロジェクト「The Privilege of Escape」の様子をレポートでお届けする。