アートコレクティブ・チームラボの作品を体感できる、東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。その館内作品ふたつのビジュアルが、2020年3月1日〜4月30日の期間限定で桜の花になる。
桜が見られる作品は、1年間の花々が時間とともに変化しながら咲き乱れる《Floating in the Falling Universe of Flowers》(2016-18)と、来場者が裸足になり水の中を歩く《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity》(2016-18)。
《Floating in the Falling Universe of Flowers》は、生命の宇宙に蝶が舞うというコンセプトの作品。来場者はスマートフォンを使用し、蝶を作品のなかで飛ばすことできる。映像はコンピュータープログラムによってリアルタイムで描画されており、二度と現れない光景をつくり出しつづける。
《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity》は、観客が裸足となり、水の中に入って歩く作品。水上に投影された鯉が、歩く人々の影響を受けながら複雑な軌跡を描き、大きなうねりとなって花を咲かせていく。
「Body Immersive」というチームラボのコンセプトによってつくられた、鑑賞者と一体になれる巨大作品。桜の花という季節感あふれる演出を体感しに、訪れてみてはいかがだろうか。