
アートフェアに革命を。 アーティスト主体の ARTISTS' FAIR KYOTOが開幕
アーティストの椿昇をディレクターに迎えたまったく新しいかたちのアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO」が2018年2月24日と25日の2日間にかけ、京都府京都文化博物館別館を舞台に開催される。ギャラリーではなくアーティストが主体となる、このフェアの狙いとは何か? ディレクター・椿昇が語る。

アーティストの椿昇をディレクターに迎えたまったく新しいかたちのアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO」が2018年2月24日と25日の2日間にかけ、京都府京都文化博物館別館を舞台に開催される。ギャラリーではなくアーティストが主体となる、このフェアの狙いとは何か? ディレクター・椿昇が語る。

実在しない建造物をモチーフとした絵画などで知られる野又穫が、佐賀町アーカイブで個展を開催。会期中には野又作品のファンであるという小説家・椎名誠との対談も行われる。会期は3月7日〜5月27日。

精巧な草花の木彫作品をインスタレーションで発表する須田悦弘の個展が、ヴァンジ彫刻庭園美術館で開催される。美術館庭園に咲くクレマチスをモチーフに、多数の最新作を発表する。会期は2018年4月22日〜10月30日。

野生のキノコを描く「菌類画」の第一人者、小林路子の個展が美術館「えき」KYOTOで開催される。会期は2018年3月8日〜25日。

広島市現代美術館で展覧会「阿部展也ーあくなき越境者」が開催される。戦前戦後にかけて、世界を舞台に活動した作家・阿部展也を紹介する。会期は2018年3月23日〜5月20日。

東京・上野の国立西洋美術館で、2月24日より「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」が開催される。ベラスケスの作品が過去最多の7点来日する本展の見どころをレポートでお届けする。

イラストレーター・漫画家の本秀康の約30年間にわたる活動を紹介する展覧会が、東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で開催。会期は2月27日〜3月29日。

横浜市民ギャラリーで2018年のコレクション展「写真と素描でたどる横浜 1950-1980年代を中心に」が開催される。戦後横浜の風景の移り変わりを写真と素描作品から紹介する。会期は2018年3月2日〜18日。

20世紀を代表する写真家、ウィリアム・クラインの作品とともに、現在日本やアジアで活躍する写真家たちの作品を展示する「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」が2月23日より21_21 DESIGN SIGHTで開催される。写真と都市の関係を問う本展の見どころをお届けする。

ファッションデザイナー・中里唯馬が2009年より手がけている自身のファッションレーベル「YUIMA NAKA-ZATO」。この展覧会「YUIMA NAKAZATO Exhibition -HARMONIZE-」が2月21日から25日まで、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で開催されている。

ニューヨーク市クイーンズ地区にあったエアロゾル・ライティングの聖地「ファイブポインツ」。その解体にともなう作品の消去を巡り、アメリカ連邦地裁がビルのオーナーに対してアーティスト21人に総額675万ドル(約7億2300万円)の支払いを命じた。エアロゾル・ライティングに対する価値を連邦法が認めたこの判決に関して、アーティストの大山エンリコイサムが考察する。

若手クリエイターを支援するクマ財団は、2018年3月24日と25日の2日間限定で「KUMA EXHIBITION 2018」を開催。クマ財団の支援を受ける50人のクリエイターが参加する。

西アフリカに位置するナイジェリア最大の都市・ラゴス。ここを舞台に、初となる国際展「ラゴス・ビエンナーレ」が2017年末に開催された。アフリカでも有数の文化都市で開かれたこの国際展を、ブラジル在住の写真家・仁尾帯刀がレポートする。

「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」展が、練馬区立美術館で2月22日に開幕。過去最大規模かつ、これまでにない視点でサヴィニャックの作品を紹介する本展の見どころとは?

東京国立博物館で2018年7月より開催される、「縄文の美」に焦点を当てた特別展「縄文―1万年の美の鼓動」。同展で、現在国宝に指定されている縄文時代の出土品6件がすべて出品されることが明らかにされた。これは史上初の試みとなる。

静岡県熱海市のMOA美術館で、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」と歌川広重の「保永堂版 東海道五十三次」の全点を一挙に公開する展覧会が開催される。会期は3月16日〜4月24日。

第22回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載の第22回は、宮崎県小林市で独自の手法を用いた立体作品をつくり続ける大久保伊豆喜を紹介する。

第17回
アーティストのミヤギフトシによるブックレビュー連載の第17回。今回は、前回に引き続きイギリスの作家、サマセット・モームの作品を取り上げる。『人間の絆』(新潮社)は、モームの自伝的小説。ヨーロッパを旅して彼の足取りをたどった、ミヤギの目に映ったものとは。

各年に優れた作品を発表した新人写真家に贈られる「木村伊兵衛写真賞」。第43回目となる今年度のノミネート作家6名が発表された。受賞者の発表は3月20日。

スタートトゥデイ代表取締役社長で現代芸術振興財団会長の前澤友作が、フランスの芸術文化勲章「オフィシエ」を受章することがわかった。