パリコレでも注目。
「YUIMA NAKAZATO」が21_21 DESIGN SIGHTで見せる究極の一点物

ファッションデザイナー・中里唯馬が2009年より手がけている自身のファッションレーベル「YUIMA NAKA-ZATO」。この展覧会「YUIMA NAKAZATO Exhibition -HARMONIZE-」が2月21日から25日まで、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で開催されている。

会場風景 撮影=江森康之

 中里唯馬は1985年生まれ。ベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを日本人最年少で卒業し、2009年には自身のファッションレーベル「YUIMA NAKAZATO」を設立。16年7月には日本人として史上2人目、森英恵以来12年ぶりとなるパリ·オートクチュール·ファッションウィーク公式ゲストデザイナーの一人に選ばれ、コレクションを発表した。その後も継続的にパリでコレクションを発表するなど、いまもっとも注目されている日本人ファッションデザイナーの一人だ。

トークセッション中の中里唯馬 撮影=江森康

 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で開催中の本展「YUIMA NAKAZATO Exhibition -HARMONIZE-」では、18年1月にパリ・オートクチュール・ファッションウィークで発表した最新コレクションと、その生産システム、東レの環境配慮型人工皮革「Ultrasuede®PX」(高感度・高機能のスエード調人工皮革)を使用した新プロダクトを紹介する。YUIMA NAKAZATOは、「ユニット」と呼ばれるパーツを組み合わせて、縫製なしで衣服を創り上げる製法を開発。これによってデザイン・サイズ・素材を自由に組み替えることができ、着る人すべてに調和する衣服が提供可能になったという。

 YUIMA NAKAZATOによる究極の一点物と、ファッションの未来を体感する機会となる。

会場風景 撮影=江森康之

編集部

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