若手クリエイター50人が共演。「KUMA EXHIBITION 2018」がスパイラルで開催決定

若手クリエイターを支援するクマ財団は、2018年3月24日と25日の2日間限定で「KUMA EXHIBITION 2018」を開催。クマ財団の支援を受ける50人のクリエイターが参加する。

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 「クマ財団」は、コロプラの代表取締役社長・馬場功淳が2016年に設立。次代を担う若手クリエイターの活動を支援・助成することを目的とした財団だ。25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会・プロによる批評会といったインプット機会の提供や、制作した作品の展示会など発表の場の提供、クリエイターとしての起業・独立支援などあらゆる側面から創作活動を積極的に支援している。

 今回、東京・青山のスパイラルで開催される「KUMA EXHIBITION 2018」は、応募総数2740名の中から書類選考と2度にわたる面接を経て選抜された、クマ財団第1期生50名による1年間の集大成としての展覧会。現代美術をはじめ、先端テクノロジー、エンターテインメントのほか、ジャンルの枠を超えた、クリエイターたちが集う。

 参加作家の中には、クリエイティブユニットZEN-NOKAN代表も務める岡ともみ(1992年生まれ)や、ドールをモチーフにジェンダーなどをテーマに取り入れ、複雑な「人間劇」を描く森山亜希(1991年生まれ)、自尊心を損なう行為や非道徳的な行為から生まれるナルシシズムをテーマに作品を制作している皆藤齋(1993年生まれ)など、幅広い表現を見ることができる。

 なお、会期中となる3月24日・25日には、元WIRED編集長・若林恵と、筑波大学准教授でメディア・アーティストの落合陽一によるトークイベントも開催。次代を担っていくであろう才能の数々と出会う機会となる。

編集部

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