
渡辺志桜里が企画・キュレーション。最古の能の演目『翁』から構想した展覧会が、新宿歌舞伎町で開催へ
最古の能の演目「翁」をベースにした展覧会「とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう」が、「新宿歌舞伎町能舞台」で開催される。企画・キュレーションを務めるのは、アーティストの渡辺志桜里。会期は11月18日〜11月27日。

最古の能の演目「翁」をベースにした展覧会「とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう」が、「新宿歌舞伎町能舞台」で開催される。企画・キュレーションを務めるのは、アーティストの渡辺志桜里。会期は11月18日〜11月27日。

第10回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会を紹介。2022年10月号の「サンパウロ」は、独立200周年を迎えたブラジルの植民地時代からの歴史に起因する、諸問題に対する社会批判の数々を3つの展覧会から紹介する。

『謎解きはディナーのあとで』『夜は短し歩けよ乙女』などの装画などを手がけててきたイラストレーター・中村佑介。その活動20周年を記念する展覧会が、東京のGallery AaMoで始まった。会期は2023年1月9日まで。

戸田建設が進める「京橋一丁目東地区計画」。アーティゾン美術館を含むミュージアムタワー京橋の隣に2024年、芸術文化の新拠点「TODA BUILDING(TODAビル)」が竣工する。

青銅を素材とした鋳金(ちゅうきん)による作品を精力的に制作し続ける金属作家・畠山耕治の展覧会「畠山耕治―青銅を鋳る」が、12月11日まで東京・虎ノ門の菊池寛実記念 智美術館で開催されている。

サウジアラビアの首都・リヤドでアートフェスティバル「NOOR RIYADH 2022(ヌール・リヤド 2022)」が開幕した。発展著しいリヤド各所を舞台とするこの芸術祭の様子や、今後のサウジアラビアにおけるアートの展望についてレポートする。

ポケモンと工芸の真剣勝負が開く豊かな世界を紹介する展覧会が、金沢の国立工芸館で開催される。会期は2023年3月21日〜6月11日。

株式会社Cygamesによるゲーム内のモンスターアートに特化したオンラインアートコンテンツ「Cygames MONSTER CREATIONS」が公開中。公開期間は12月8日まで。

「日本のアートディレクション展 2022」が東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーとクリエイションギャラリーG8の2会場で開催中。会期は11月30日まで。

Chim↑Pom from Smappa!Groupのショッププロジェクト「金三昧・KANE-ZANMAI」が11月3日、東京・渋谷の渋谷PARCOに常設実店舗をオープンした。

第65回
雑誌『美術手帖』1970年2月号「発言する新人たち」特集より、座談会「〈もの〉がひらく新しい世界」を公開。今日「もの派」と呼ばれる彼らが作品や制作をどう捉えていたか、その思想をひもとく。

2022年9月25日のイタリア総選挙で、「イタリアの同胞(FDI)」を第一党とする右派連合が勝利した。10月21日、同国初の女性首相となったジョルジャ・メローニは、かつての独裁者ムッソリーニを支持したファシストの戦後運動をくむ極右。国際情勢およびイタリア文化への影響を、英・仏メディアを参考に経緯を追う。

環境活動家による名作への攻撃が止まらない。今度はイタリアの活動家らが、ローマのパラッツォ・ボナパルトで展示中のゴッホ《種をまく人》(1888)に野菜スープを投げつけるという事態を巻き起こした。

SBIアートオークションが代官山ヒルサイドフォーラムで「Modern And Contemporary Art」セールを10月28日と29日の2日にわたり開催した。歴代2位、約14.5億円という落札総額を記録した同セールを振り返る。

「失われた世界」「戻ることの出来ない時間」をテーマに12人の作家の作品を展示する「NOSTALGIA《帰らざる風景》」が、神戸元町のギャラリーロイユで開催される。会期は11月5日〜11月22日。

食用となる植物を描いた「ボタニカル・アート(植物画)」を紹介する展覧会がSOMPO美術館でスタートした。ボタニカル・アートの版画に加え、古いレシピや、食卓を飾るティー・セット、グラス、カトラリーなどの資料を通じてイギリスの歴史と文化をたどる。

第58回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第58回は、断熱材や発泡スチロールで城などの立体物を制作する山下弘明さんに迫る。

フランスを代表する歌劇場「オペラ座」を総合芸術の観点から魅力を紐解く展覧会「パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂」が東京・京橋のアーティゾン美術館で開幕した。幅広い芸術が一堂に会した、本展の見どころを紹介する。

2019年に中軽井沢の地に誕生したブティックホテル「ししいわハウス軽井沢」。現在、2つの棟からなるこの宿は世界的建築家・坂茂がすべての設計を手がけたもので、館内には多数のアート作品が展示されている。特別なひとときを味わえるその空間をレポートでお届けしたい。

東京・虎ノ門にあるTHE LOOP GALLERYで、土井沙織の個展「門は開かれたり」が開催中。古代エジプトの壁画を想起させる生物たちが描かれ、神秘的な空気が漂う新作の絵画が展示されている。会期は11月15日まで。