第16回

櫛野展正連載16:アウトサイドの隣人たち 箱庭カーペンター

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載の第16回は、ささやかな生活の場を彫り続ける、服部祐二を紹介する。

時を超えて混ざり合う布と糸。 「第11回shiseido art egg」 沖潤子インタビュー

2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展「shiseido art egg」(シセイドウ アートエッグ)が今年、11回目の開催を迎える。今年選出された吉田志穂、沖潤子、菅亮平の3名はそれぞれどのような表現でこの展覧会に挑むのか。連続インタビューの第二弾では6月30日から個展を開催する沖潤子に話を聞く。

INTERVIEW / PROMOTION

國府理《水中エンジン》が伝える現代社会の「脆さ」。遠藤水城らによる再制作版が公開

2014年に事故により逝去したアーティスト・國府理が、東日本大震災による原発事故に影響を受けて制作した作品《水中エンジン》がインディペンデント・キュレーターの遠藤水城らにより再制作され、京都のアートスペース虹で展示される。展覧会は7月4日〜16日と18日〜30日の前後期に分けて開催。

NEWS / EXHIBITION