本展に参加するのは、6人のポーランド人アーティスト、Mateusz Choróbski(マテウシュ・ホルプスキ、1987年生まれ)、Anna Orlowska(アンナ・オルヲフスカ、1986年生まれ)、Dominika Olszowy(ドミニカ・オルショヴィ、1982年生まれ)、Kuba Dąbrowski(クバ・ドンブロフスキ、1980年生まれ)、Anna Jochymek(アンナ・ヨヒメック、1988年生まれ)だ。
この6人と小金井市民がともにつくりあげる「Hi-Blood Pressure」展では、事前にワークショップを実施。市民の参加者たちとともに、写真作品や塑像を制作し、インスタレーションやパフォーマンスも行った。
市民との共同作業によって作者が曖昧になっていく様子は、伝統的な芸術の作法に投げかけられた一つの疑問としてあらわれる。また、参加者とともに作品がつくられる過程とその成果は、参加者のみならず鑑賞者にも、日常に対する新しい視点を与えている。
「人が何かに熱中するとき、血圧は上がる」。アーティストと参加者が作り上げた作品と鑑賞者の間に何が起こるのか、実際に体験してみてはいかがだろう。
なお、関連イベントとして7月1日には、アーティストの一人アンナ・ヨヒメック(Anna Jochymek)とワークショップ参加者によるパフォーマンスが披露され、9日には、ワークショップ参加者とアーティスト、そしてゲストが招かれ、公開ミーティングが行われる。