
ヨーロッパを代表するアーティスト。社会的タブーを打ち破るアデル・アブデスメッドの作品に学ぶ
人間の根源的な苦しみや悲哀を、現代的な素材を用いて表現するアデル・アブデスメッド。現在、その個展「アデル・アブデスメッド : Play it Again」が、代官山のアートフロントギャラリーで開催中だ。ヴェネチア・ビエンナーレ代表として4回選出された経験を持つアデルの軌跡をたどりたい。会期は5月10日まで(*1)。

人間の根源的な苦しみや悲哀を、現代的な素材を用いて表現するアデル・アブデスメッド。現在、その個展「アデル・アブデスメッド : Play it Again」が、代官山のアートフロントギャラリーで開催中だ。ヴェネチア・ビエンナーレ代表として4回選出された経験を持つアデルの軌跡をたどりたい。会期は5月10日まで(*1)。

日々変貌する「東京」を撮影し続ける中野正貴。その写真展「Refrain-東京慕景」が、東京・乃木坂のギャラリー・アートアンリミテッドで開催される。会期は5月16日~6月13日。

第7回
世界のアートマーケットの中心であるニューヨークにはArt Lawを専門とする弁護士がいる。チャールズ・ダンジガーも第一線で活躍するアートロイヤーである。今回は、コレクターがニューヨークで作品を売買する際に直面する法律問題をテーマに、木村剛大によるチャールズ・ダンジガー弁護士へのインタビューをお届けする。

台湾の現代美術館「台北当代芸術館」で4月18日、「表現の不自由展 A Long Trail for Liberation(解放への長い道程)」が開幕した。

4月3日からスタートした、ライゾマティクス主催の実験的オンラインイベント「Staying TOKYO」。ここに、オラファー・エリアソンが登場することが発表された。

2017〜18年にパリの装飾美術館で、19年にロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催され大きな話題を呼んだ「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展。その舞台裏に迫るドキュメンタリーが、ディオールのYouTubeチャンネルで配信されている。

国立西洋美術館は、馬渕明子館長名義でメッセージを発信。休館中の取り組みを紹介している。

ニューヨーク近代美術館が、同館のキュレーターたちが講師を務めるオープンコース「What Is Contemporary Art?(現代美術とは何か?)」をオンラインで無料公開。コースの受講者は、世界的なアーティストや建築家、デザイナーから、その制作のプロセスや素材、インスピレーションなどについて直接学ぶことができる。

世界的人気を集めるタイ出身のマンガ家、ウィスット・ポンニミットが、やくしまるえつこの代表作『わたしは人類』をモチーフにマンガ作品を制作。今年六本木ヒルズで行われた特別企画「わたしは人類:ミューテーションヒルズ」で限定先行公開された。注目の同作が、現在YouTubeで公開中だ。

京都・烏丸通の「HOTEL SHE, KYOTO」が、自宅のパソコン・スマートフォンから楽しめるイマーシブコンテンツ『泊まれる演劇 In Your Room』を5月に発表する。本作は、演者との画面越しの会話のほか、自宅やメールボックスに届く謎の招待状を手掛かりに、物語の真相に近づいていく参加型サスペンス作品だ。

疫病退散の言い伝えがある妖怪「アマビエ」。横浜美術館館長の蔵屋美香が、そのイラストを美術館の所蔵作品とともに描いたものがSNSに投稿された。

新型コロナウイルスの影響により、日本での劇場公開が5月22日に延期となった『ホドロフスキーのサイコマジック』。配給を手がけるアップリンクは、4月24日よりオンライン映画館「アップリンク・クラウド」にて同作の先行配信を実施する。

今年開催予定だった「ボストン美術館展 芸術×力」が開催中止となることが発表された。新型コロナウイルスの影響で作品輸送の目途が立たないためだという。

医療・福祉・まちづくり関係者の関係者が、新型コロナによる被害を受けている芸術家を支援するクラウドファンディング「 #SaveArts プロジェクト」を立ち上げた。

サン=ベルナール峠を越えるナポレオンが飲食配達員に変身し、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた貴婦人がパスタやレンズ豆のパックを抱く。新型コロナウイルスの拡散防止のために生まれたこのキャンペーン「Art of Quarantine」とは?

第11回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第11回は、3月20日の開幕が延期となっている熊本県立美術館「モダンアート ニッポン!ウッドワン美術館名品選」(5月15日まで)をご紹介します。

世界各地で話題を集め続ける覆面アーティスト・バンクシー。そのマネージャーを務めていたスティーブ・ラザリデスによる、バンクシー本人をとらえた作品集『BANKSY CAPTURED』とは?

一般社団法人関西経済同友会は、新型コロナウイルスによって大きな影響を受けている芸術文化活動に関し、緊急アピールを発表した。

50年にわたって、様々なメディアを扱い、人が現象世界に生きることの意味を探ってきたジョーン・ジョナス。第34回京都賞受賞(2018年)を記念したパフォーマンス『Reanimation』は、地球環境へ思いを馳せながら、イメージの断片からなる集積や彼女自身の行為、ジェイソン・モランのピアノの演奏、そしてそれらの融合を通して、複合的なメディア体験を観客に伝えるものだった。美術評論家の松井みどりがレビューする。

新型コロナウイルスの影響で打撃を受けるミニシアター救済のための「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」が、支援額1億円を達成した。今後も参加団体の増加を予想し、引き続きの支援を募る。