やくしまるえつこ『わたしは人類』の変異体。ウィスット・ポンニミットの描き下ろしマンガをYouTubeでチェック

世界的人気を集めるタイ出身のマンガ家、ウィスット・ポンニミットが、やくしまるえつこの代表作『わたしは人類』をモチーフにマンガ作品を制作。今年六本木ヒルズで行われた特別企画「わたしは人類:ミューテーションヒルズ」で限定先行公開された。注目の同作が、現在YouTubeで公開中だ。

 

やくしまるえつこ《わたしは人類》(Manga:Wisut Ponnimit) 場面画像

 音楽やアート、ファッションなど幅広い分野で独自の表現を展開するやくしまるえつこ。代表作のひとつである『わたしは人類』は、やくしまるが「人類滅亡後の音楽」をコンセプトにバイオテクノロジーを用いて制作を行い、音源と遺伝子組み換え微生物のかたちで発表した作品だ。

 本作は、世界最大のメディアアートの祭典アルスエレクトロニカ・STARTS PRIZEグランプリを受賞し、その後も森美術館や金沢21世紀美術館、山口情報芸術センター[YCAM]、国立科学博物館など各地の美術館で展示されてきた。

 タイ出身のアーティストでありマンガ家のウィスット・ポンニミットは、同作をモチーフに描き下ろしたマンガ作品を発表。同作は、今年に入り六本木ヒルズで行われた特別企画「わたしは人類:ミューテーションヒルズ」で限定先行公開され、注目を集めた。

 現在同作は、やくしまるが所属する「みらいレコーズ」のオフィシャルYouTubeチャンネルで公開されている。『マムアンちゃん』などの代表作で知られ、世界的人気を集めるポンニミットとやくしまるのタッグに注目したい。

やくしまるえつこ

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