INTERVIEW

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「人間とは何か」を問う実験が作品になっていく。真鍋大度インタビュー

山梨県北杜市の清春芸術村にある「光の美術館」で、ライゾマティクスを主宰する真鍋大度の個展「EXPERIMENT」が開催されている。真鍋が「中間発表」と位置づける、最先端のテクノロジーを使用した実験的な作品の数々。本展に際して、真鍋がいま何を考え、何を目指しているのかを聞いた。

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無言の抵抗としてのアート。ローレン・サイが語る作品制作

リアリティ番組『テラスハウス』への出演をきっかけに一躍注目を集めたモデル兼イラストレーター、ローレン・サイ。そのイラストレーション作品をフィーチャーしたライフスタイルブランド「CASETiFY」とのコラボレーションシリーズ「Lauren Tsai x CASETiFY」が4月20日より発売されている。渋谷PARCOにあるCASETiFY STUDiOで開催されている特別展示を機に、ローレンにその芸術実践についてインタビューを行った。

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感情、不完全さ、調節。トーマス・ヘザウィックが語る「人間味のある建物」

6月4日まで六本木ヒルズ森タワーの東京シティビューで森美術館が企画した「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」が開催されている。これまでの活動において「人間味」や「感情的な機能」を重要視してきた同スタジオの創設者、トーマス・ヘザウィックに彼が考える「人間味のある建物」について話を聞いた。

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セクシーロボットに潜む人間の本能。空山基インタビュー

1970年代より人体の曲線美とロボットを融合させた女性を描いてきた「セクシーロボット」シリーズで知られるイラストレーターの空山基は、これまでCDジャケットやグッズ、広告など多くの対象に、緻密な描写力や強いオリジナリティを発揮してきた。彼の表現欲求はどこから生ずるものなのだろうか?(本稿は2016年6月22日記事の再掲です)

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シャワンダ・コーベットが語る、複雑な歴史のレイヤーを剥がす芸術実践

アメリカ出身で、現在はロンドンを拠点に陶芸、絵画、写真、映像、パフォーマンスなど多様なメディアを用いた学際的な創作活動を展開するアーティスト、シャワンダ・コーベット。東京・渋谷のギャラリー、SAIで開催されている個展に際し、その芸術実践についてインタビューを行った。

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「デザインは人間の幸せという目的のために調整していく行為」。河北秀也が「iichiko design」から見た日本の風景とは

大分県立美術館で2月11日~3月29日、ロングセラー商品「いいちこ」のアートディレクションを長年手がけてきた河北秀也の企画展「イメージの力 河北秀也のiichiko design」が開催された。約50年にわたって業界を牽引し続ける河北がデザイナーを志したきっかけから、「いいちこ」との出会い、そして数々の仕事を通して見えた日本社会への提言まで、インタビューを通じてお届けする。

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「DOMANI・明日展」、25年の歴史を振り返る。淡々と続けてきたことの重要性

1998年からスタートした「DOMANI・明日展」は、2022年11月から2023年1月に開催された25回目の展覧会「DOMANI・明日展 2022–23」をもって、その歴史にピリオドを打った。若手芸術家らの海外研修を支援する文化庁による「新進芸術家海外研修制度(通称:在研)」の成果発表の機会として生まれた「DOMANI・明日展」とはなんだったのか、そして在研や若手アーティストの支援はこれからどのように進むべきか?2015年度より今年度まで(18〜25回)の「DOMANI・明日展」のキュレーションを務めた文化庁芸術文化調査官・林洋子にその歴史や、今後について話を聞いた。

INTERVIEW

工芸作家と産業のタッグが生む可能性。富山県の「工芸コラボレーション1+1プロジェクト」が描く未来とは

「若き工芸人」の顕彰を目的に、2020年度、21年度に開催した国際公募展「国際工芸アワードとやま」。高い評価を得て入選した50歳以下の工芸作家が、富山の工芸環境においてホスト(工房・企業)とタッグを組み、「工芸コラボレーション1+1プロジェクト」と題して協同で新しい作品を手がけて発表した。アワードのディレクターを務める、富山県総合デザインセンター所長で富山県美術館副館長の桐山登士樹に話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

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エゴン・シーレ展ゲスト・キュレーター、ディータード・レオポルドに聞く(3) なぜ、いまシーレなのか

東京でエゴン・シーレの大規模展「レオポルド美術館 エゴン・シーレ ウィーンが生んだ若き天才」が約30年ぶりに開催されている(東京都美術館・4月9日まで)。ウィーンのレオポルド美術館の所蔵するコレクションを中心にシーレの作品50点を紹介する展覧会のゲスト・キュレーターを務めるのが、ディータード・レオポルド氏だ。レオポルド氏は、コレクションの創設者で同館の初代館長であったルドルフ・レオポルドの次男である。コレクター家の一員であり、キュレーターも務めるレオポルド氏に、なぜいまエゴン・シーレを見るべきか語ってもらった。

INTERVIEW

【DIALOGUE for ART Vol.12】膨大なエネルギーを注ぎ込んで、見飽きぬ強い絵を描いていきたい

「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティストの対談企画。今回は、ニューヨークでの活動を経てサンプリング手法を取り入れた作風を確立した塚本暁宣と、カリフォルニア滞在から出身地の名古屋へ戻り、愛嬌あるキャラクターを描き続けるJohnny Akihito Nodaが登場。具象画を描くペインター同士が、創作を支えるバックボーンから「我らが世代の課題」までを語り合う。

INTERVIEW / OIL

キューバ現代アートシーンの新星。マベル・ポブレットが見せる様々な“海”

「海は人や国を隔て、また架け橋ともなる」とは、いまもっとも世界で注目を集めるキューバ人アーティスト、マベル・ポブレットの言葉だ。第57回ヴェネチア・ビエンナーレをはじめとした主要な芸術祭への参加を果たし、30代半ばにして、各国で開催した個展は20以上を数える彼女の、日本初個展が実現した。海や身体を主要なモチーフにしながら、写真プリントによる造形やシルクスクリーン、映像などを組み合わせる独自の手法には、どのような意図や思いが込められているのか? 来日した作家本人に話を聞いた。

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豊かなひとときに寄り添う仕事。切手デザイナー・楠田祐士インタビュー(後編)

日本で発行される年間約40種の切手は、日本郵便の切手・葉書室所属の切手デザイナー8名(2023年3月現在)によって生み出されている。日本全国、誰でも一度は見たことがある切手はどのようにデザインされているのか。癒しを感じさせるイラスト切手から「美術の世界シリーズ」まで手がける最年少切手デザイナー・楠田祐士にインタビューする。後編では、「ふみの日」切手、切手の楽しみ方、そして切手デザイナーという仕事について聞いた。

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「3331 Arts Chiyoda」は何を残したのか。中村政人インタビュー

2010年にオープンしたアートセンター「3331 Arts Chiyoda」が、2023年3月31日をもって閉館する。街に創造性を伝播させることを企図した出発から、13年かけてどのような手応えを得たのか。事業運営を担った合同会社コマンドA統括ディレクターでアーティストの中村政人に、未来への展望も含めて話を聞いた。

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徹底したフィールドワークから自然と人との関係性を描く。永沢碧衣インタビュー

「VOCA展2023」の大賞を受賞した、絵画作家・永沢碧衣。受賞作《山衣(やまごろも)をほどく》を制作するきっかけとなった「マタギ文化」との出会いや、そのフィールドワークを重視した制作スタイルの確立に至るまでの活動を紹介するとともに、今後の展望についても話を聞いた。

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エゴン・シーレ展ゲスト・キュレーター、ディータード・レオポルドに聞く(2) 心理学者として見るシーレ

東京でエゴン・シーレの大規模展「レオポルド美術館 エゴン・シーレ ウィーンが生んだ若き天才」が約30年ぶりに開催されている(東京都美術館・4月9日まで)。ウィーンのレオポルド美術館の所蔵するコレクションを中心にシーレの作品50点を紹介する展覧会のゲスト・キュレーターを務めるのが、ディータード・レオポルド氏だ。レオポルド氏は、コレクションの創設者で同館の初代館長であったルドルフ・レオポルドの次男である。コレクター家の一員であり、キュレーターも務めるレオポルド氏に、コレクションの成り立ちやシーレ作品の分析などについて語ってもらった。

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切手に込めるは色彩豊かな「美術の世界」。切手デザイナー・楠田祐士インタビュー(前編)

日本全国誰でも一度が見たことがある切手は、日本郵便の切手・葉書室所属のデザイナー8名(2023年3月現在)によってデザインされている。馴染み深いはずなのによく知らない「切手デザイナー」という仕事について、イラスト切手から「美術の世界シリーズ」まで手がける最年少切手デザイナー・楠田祐士に話を聞いた。前編では、楠田が世に送り出した「美術の世界シリーズ」の誕生秘話とその魅力に迫る。

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