
展示終了後、私たちはいかに問題に向き合うのか。中村史子評 田中功起《抽象・家族》
3年に1度行われる、愛知県を主体とした国際芸術展「あいちトリエンナーレ」。4回目の今年は津田大介が芸術監督を務め、「情の時代 Taming Y / Our Passion」をテーマに約80組の作家が参加している。しかし、本トリエンナーレの一展示「表現の不自由展・その後」の中止・展示室閉鎖を受け、一部作家が抗議として展示を中止。田中功起の作品《抽象・家族》も9月3日より「再設定」(展示の変更)として、展示室内には入ることができない。《抽象・家族》とはどのような作品なのか? 愛知県美術館学芸員の中村史子が、「絵画」「普遍性」のキーワードから考察する。


















