GINZA SIXの屋上庭園に、参加型のサウンド・インスタレーション「ROOF TOP ORCHESTRA 音を奏でる庭園」が出現する。
本作はサカナクション・山口一郎を発起人とするプロジェクト「NF」がプロデュース。これまで音楽だけでなくファッションやアート、テクノロジーなど様々な分野を取り上げてきた「NF」にとって、参加型インスタレーションの制作は初の試みとなる。
サウンドクリエイションを手がけたのは山口と、国内外のファッションショーやイベントのサウンドデザインを行う黒瀧節也。今回は会場となるGINZA SIXの屋上庭園にインスピレーションを得て、36の音色を表現する。
作品は「オーケストラの演奏台」をイメージした6つのモニュメントと、それを囲う光の柱で構成。来場者が打楽器のようにモニュメントを叩くことで音と光が連動し、空間全体が奏でる「作曲者がいないオーケストラ」を体験することができる。また30分に1回、オーケストラによる演奏前の調律のような特別演出も実施されるという。
なお、山口は現在開催中の「more than Reason 隈研吾+山口一郎+森永邦彦」展にも参加(LIXIL GALLERY、~9月24日)。こちらもあわせてチェックしたい。