東京都のアーティスト支援策、詳細が明らかに。1人10万円を「出演料相当」として支払い

東京都が独自に行うアーティスト支援策の詳細が明らかになった。動画コンテンツの制作・発表でひとり当たり10万円を支払うという。

東京都庁 (C)Pixabay

 4月15日に実施が明らかになった東京都独自のアーティスト支援策。その詳細が発表された。

 芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」と題されたこの支援策では、プロとして芸術文化活動に携わるアーティストから動画作品を募集し、専用サイトで配信するというもの。その「出演料相当」として、ひとり当たり10万円が支払われる。

 対象となるのは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、活動を自粛せざるを得ないプロのアーティスト、クリエイター、スタッフ等。過去1年以上継続して、プロフェッショナルとして芸術文化活動を行っていることなどが条件となっている。

 支払対象となる動画は、応募者自身が創作する未発表の新作のもので、スマートフォンなどで撮影したものや絵画などの静止画のスライドショー等の作品も可。4000人程度を募集し、5月20日~6月12日の期間で受け付ける。なお支払い時期などは現時点では調整中だという。

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