
フェリックス・ゴンザレス=トレスから遠藤麻衣×百瀬文まで、6・7月のレビューをプレイバック
美術手帖では、批評家や学芸員らによる展覧会レビューを毎月掲載。そのなかから、6・7月に公開された全13本をお届けする。各レビューの詳細はリンクから全文をチェックしてほしい。

美術手帖では、批評家や学芸員らによる展覧会レビューを毎月掲載。そのなかから、6・7月に公開された全13本をお届けする。各レビューの詳細はリンクから全文をチェックしてほしい。

世界中の美術館、博物館、図書館などで公開されている日本文化に関連するデジタル資料をオンラインで検索できるサービス「Cultural Japan」が、8月1日に公開された。約100万点のデジタル資料を閲覧できるほか、自分だけのバーチャル・ミュージアムをつくることもできる。

東京・渋谷の宮下公園にオープンした商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」のグッチ 渋谷 ミヤシタパーク。この新店舗外面のウインドウに、横尾忠則が制作したアートワークが期間限定でディスプレイされている。

10月25日に金沢に開館する国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)。その名誉館長に就任した中田英寿の役割とは何か?

没後35年を迎えた洋画家・鴨居玲。その画業の軌跡をたどる展覧会「没後35年 鴨居玲展─静止した刻─」が、石川県立美術館で開催中だ。会期は8月30日まで。

共同体パープルームを主宰するアーティスト、梅津庸一のキュレーションによる企画展が、日本橋三越本店内のギャラリーで開催された。ステートメントによれば、「造形」の変遷を軸として、日本における「美術なるもの」にまつわる魔術性や禍々しさに言及することが本展の狙いとされている。はたして会場で剥き出しにされたものとは何か。東京ステーションギャラリー学芸員の成相肇が分析する。

ベトナムからの難民という背景を持つヤン・ヴォー。歴史や記憶をまとった彫刻や物を、切断・再構成するスタイルで世界的に注目を集めてきた。その一見不親切で、鑑賞者に「戸惑い」を感じさせる作品の意図とはなんであろうか。日本では初となる美術館での個展について、マルセル・デュシャンを専門に近現代の美術史研究を続ける、平芳幸浩が読み解く。

東京国立近代美術館工芸館が金沢に移転し、通称「国立工芸館」として10月25日に開館。名誉館長には、中田英寿が就任することとなった。

車内に現代美術作品を設置し、「世界最速の芸術鑑賞」をキャッチフレーズに2016年より上越新幹線で運行してきた「GENBI SHINKANASEN」の運行が、12月19日に終了することが発表された。車両や車内設置作品のその後はどうなるのか。

アメリカ博物協会が6月にアメリカ国内750以上の博物館を対象に実施した調査によると、新型コロナウイルス感染症による休館が長引くため、アメリカの博物館が財源の枯渇に直面しており、3分の1が再開できない可能性があるという。

東京・南青山のラットホールギャラリーが、7月末をもって閉館。14年の歴史に幕を下ろした。

合同会社カオスラの代表社員を務めていた黒瀬陽平と、カオスラ関係者によるハラスメントを被害者の女性が告発した。

今年開館30周年を迎えるワタリウム美術館で「生きている東京展 アイラブアート15」が開催される。本展ではコレクションを中心にゲストアーティスト3組も交え、15組による作品を展示する。会期は9月5日〜2021年1月31日。

毎年夏から秋にかけて、広島市現代美術館では、多彩な表現活動について様々な方法で紹介を試み、美術館活動の可能性を探る企画「夏のオープンラボ」を実施。第3回となる今年は、「澤田華 360°の迂回」として、言葉やイメージの誤読/誤解といった現象に着目するアーティストの澤田華を取り上げる。会期は8月1日~10月18日。

第14回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は2004年5月号の特集「わたしがほしい美術館、いらない美術館」を紹介。

日本の古典美術と現代を生きるアーティストらが共演する大規模展覧会「古典×現代2020」が現在、東京・六本木の国立新美術館で開催されている。その見どころとは?(本稿は4月12日公開記事の改訂版です)

SBIアートオークションのライブ配信型オークション「SBI Art Auction Live Stream」が8月1日に開催された。新型コロナウイルスの影響を受けて始まったこの新たな試みの様子や、主要な落札結果をレポートする。

琳派と印象派、このふたつに焦点を当てる展覧会「琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術」が、東京・京橋のアーティゾン美術館で開催される(11月14日〜2021年1月24日、会期中展示替えあり)。本展では、同館コレクションの核となる印象派の名画と初公開となる琳派作品を軸に、約100点の作品が並ぶ。

現代美術ギャラリー、ファーガス・マカフリーのバーチャルスペース「FM VIRTUAL」で「白髪一雄:水滸伝豪傑シリーズ展」が開催中。白髪が明代の中国白話文学『水滸伝』をモチーフに描いた「水滸伝豪傑シリーズ」27点が紹介されている。会期は9月30日まで。

中国政府が香港特別行政区における国家安全を維持するための「香港国家安全維持法」が施行され、約1ヶ月が経った。芸術表現や言論の自由、文化交流における検閲が懸念される同法に対し、香港の美術界はどう反応しているのだろうか? 現地の美術関係者を取材した。