ラットホールギャラリーが閉館。14年の歴史に幕

東京・南青山のラットホールギャラリーが、7月末をもって閉館。14年の歴史に幕を下ろした。

ラットホールギャラリーの跡地

 東京・南青山にあったラットホールギャラリーが、7月末日をもって閉館した。

 同ギャラリーは2006年開廊。ファッションブランド「ヒステリックグラマー」を擁するオゾンコミュニティが運営しており、14年間で荒木経惟やジム・ランビー、ガブリエル・オロスコなど様々な現代美術の展覧会を行ってきた。新型コロナの感染拡大以降は、「当面のあいだ休廊」としていたが、再開を迎えず幕を下ろした。

 閉館の理由は明らかにされていないが、オゾンコミュニティによると、スペースはクローズするものの、ヒステリックグラマーとしては今後もアーティストと協働し、新たな場づくりや企画を行っていくという。

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