東京・南青山にあったラットホールギャラリーが、7月末日をもって閉館した。
同ギャラリーは2006年開廊。ファッションブランド「ヒステリックグラマー」を擁するオゾンコミュニティが運営しており、14年間で荒木経惟やジム・ランビー、ガブリエル・オロスコなど様々な現代美術の展覧会を行ってきた。新型コロナの感染拡大以降は、「当面のあいだ休廊」としていたが、再開を迎えず幕を下ろした。
閉館の理由は明らかにされていないが、オゾンコミュニティによると、スペースはクローズするものの、ヒステリックグラマーとしては今後もアーティストと協働し、新たな場づくりや企画を行っていくという。