
東京都美術館でゴッホ展が開催。糸杉を描いた《夜のプロヴァンスの田舎道》が16年ぶりに来日
東京都美術館で、フィンセント・ファン・ゴッホの世界最大の個人収集家となったヘレーネ・クレラー=ミュラーのコレクションに焦点を当てた展覧会「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が開催される。会期は2021年9月18日〜12月12日。

東京都美術館で、フィンセント・ファン・ゴッホの世界最大の個人収集家となったヘレーネ・クレラー=ミュラーのコレクションに焦点を当てた展覧会「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が開催される。会期は2021年9月18日〜12月12日。

ピアニスト・美術家として世界中でパフォーマンスやインスタレーションを仕掛ける向井山朋子とオランダを代表するシネマトグラファー、レニエ・ファン・ブルムレンによる音楽とビジュアルストーリーを織り交ぜたシリーズの第2弾として、閉館目前の原美術館を舞台に制作、撮影、編集された音楽短編映画が配信される。

“映画館の大画面で美術を楽しむ”というコンセプトの「アート・オン・スクリーン」が3年ぶりに開催。『天才画家ダ・ヴィンチのすべて』『ピカソがピカソになるまで』『フリーダ・カーロに魅せられて』の3作品が、2021年1月29日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開される。

大胆な色彩表現で人々を魅了し続けるフランスの画家、アンリ・マティス。その「切り紙絵」に焦点を当てながら多彩な作品を紹介する展覧会「マティス 自由なフォルム」が、国立新美術館で開催される。会期は2021年9月15日~12月13日。

戦前の福岡で結成された前衛美術グループ「ソシエテ・イルフ」の回顧展「ソシエテ・イルフは前進する」が、福岡市美術館で開催される。本展では、福岡の前衛美術の系譜のなかで特異な存在感を放つその活動を写真作品や絵画から紹介。会期は2021年1月5日〜3月21日。

オリンピックに向けて東京の各所で再開発が進行した10年代。街には公共的で開かれるように、多くのベンチやパブリック・アートと思わしき造形物が登場した。しかしながら、それらの存在は、特定の人々の排除のために作用する「過防備」の一旦を担っているとも言える。これらを「排除アート」としての視点から研究する建築史家の五十嵐太郎が、都市機能としての不寛容さを指摘する。

寺田倉庫がコレクターから預かり保管している作品を公開し、その価値と魅力を広く発信していく現代美術のコレクターズミュージアム「WHAT」が、東京・天王洲に12月12日にオープンする。

2015年にスタートした国際アートフェア「UNKNOWN ASIA」が6回目の開催を迎えた。初のオンライン開催となった今回の特徴とは何か? プレビューの様子をお届けする。

映画『エイリアン』のクリーチャーデザイナーとして知られるH.R.ギーガーと、アーティスト・空山基による2人展「H.R.GIGER×SORAYAMA」が、渋谷パルコ4階のPARCO MUSEUM TOKYOで開催される。会期は12月26日〜2021年1月11日。

寺田倉庫は、美術品の平面作品に特化した個品保管サービス「TERRADA ART STORAGE ONLINE」を2021年2月より提供する。

寺田倉庫は2021年1月、ギャラリーを対象とした保管サービス「GALLERY DEPOT(ギャラリーデポ)」を東京・平和島に新設すると発表した。すでに稼働している「GALLERY DEPOT横浜羽沢」に続くもの。

寺田倉庫は芸術⽂化発信事業の⼀環として、現代美術における優れたアーティストを⾒出すアワード「TERRADA ART AWARD 2021」を開催する。ファイナリスト5組には各300万円が贈られる。

バンクシーが新たな作品を公開した。おばあさんのくしゃみによって家が傾いた、という演出だ。

今週始まりの展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

今年に入って多くのアート関連施設のオープンが相次ぐ東京・天王洲。この天王洲が、12月10日に「天王洲プロジェクションマッピング活用地区」として指定された。

周囲との「認識のズレ」をテーマに制作を続けるサカイケイタの個展「Underline ー 生活の記号と関わる」が、渋谷ヒカリエの「8/ CUBE + COURT」で開催される。会期は12月22日~12月30日。

アルフォンス・ミュシャの代表作である《スラヴ叙事詩》。その所有権がプラハ市にはないという判決がプラハ地方裁判所によって下された。

金沢の私設美術館「KAMU knanazawa」が12月12日に4つ目のスペース「KAMU L」をオープン。森山大道のインスタレーション《Lip Bar》を公開する。

2005年から「柏の葉スマートシティ」として、まちづくり事業が進められている千葉県柏市。このエリアの戦前の記憶をたどるプロジェクトが、東京藝術大学と三井不動産の共同で始まった。

国内屈指の野外彫刻コレクションを持っている山口県宇部市のときわ公園内に、新たなメディア・アートフェスティバル「TOKIWA ファンタジア 2020」が誕生した。その見どころをレポートで紹介する。