舞台は閉館直前の原美術館。向井山朋子とレニエ・ファン・ブルムレンによる音楽短編映画が配信

ピアニスト・美術家として世界中でパフォーマンスやインスタレーションを仕掛ける向井山朋子とオランダを代表するシネマトグラファー、レニエ・ファン・ブルムレンによる音楽とビジュアルストーリーを織り交ぜたシリーズの第2弾として、閉館目前の原美術館を舞台に制作、撮影、編集された音楽短編映画が配信される。

NEWS / EXHIBITION

ダ・ヴィンチ、ピカソ、フリーダ・カーロ。3つのドキュメンタリー映画を同時公開する「アート・オン・スクリーン」に注目

“映画館の大画面で美術を楽しむ”というコンセプトの「アート・オン・スクリーン」が3年ぶりに開催。『天才画家ダ・ヴィンチのすべて』『ピカソがピカソになるまで』『フリーダ・カーロに魅せられて』の3作品が、2021年1月29日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開される。

NEWS / HEADLINE

戦前の福岡で結成された「ソシエテ・イルフ」とは何か。その活動を追う展覧会が福岡市美術館で開催へ

戦前の福岡で結成された前衛美術グループ「ソシエテ・イルフ」の回顧展「ソシエテ・イルフは前進する」が、福岡市美術館で開催される。本展では、福岡の前衛美術の系譜のなかで特異な存在感を放つその活動を写真作品や絵画から紹介。会期は2021年1月5日〜3月21日。

NEWS / EXHIBITION

排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン

オリンピックに向けて東京の各所で再開発が進行した10年代。街には公共的で開かれるように、多くのベンチやパブリック・アートと思わしき造形物が登場した。しかしながら、それらの存在は、特定の人々の排除のために作用する「過防備」の一旦を担っているとも言える。これらを「排除アート」としての視点から研究する建築史家の五十嵐太郎が、都市機能としての不寛容さを指摘する。

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