
第3回
「ミロ展―日本を夢みて」に見るキュレーションのあり方。担当キュレーター・副田一穂が語る
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第3回は、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ミロ展―日本を夢みて」を企画した副田一穂(愛知県美術館 主任学芸員)が、同展とキュレーションのあり方について語る。

第3回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第3回は、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ミロ展―日本を夢みて」を企画した副田一穂(愛知県美術館 主任学芸員)が、同展とキュレーションのあり方について語る。

世界最大のアートフェア「アート・バーゼル」シリーズを展開するMCHグループは、フランス・パリで開催する新たなフェアの名前を発表した。

「Google Arts & Culture」が日本のマンガを特集した「Manga Out Of The Box」を公開。画像、動画、ストリートビュー、さらに機械学習を活⽤したマンガ⾵イラストの作成機能などにより、マンガの歴史や表現を改めて学ぶことができる。

SOMPOグループは、SOMPO美術館を通じてウクライナおよび近隣国における人道支援活動への寄付を行うことを発表した。

フランス人アーティスト・JRが、2種類のNFT作品をドロップ。作品の販売益はすべて隣国に避難するウクライナ人のための物流ネットワークの構築に充てられるという。

ロシア軍の空爆によってマリウポリのクインジ美術館が破壊された。マリウポリ市議会もこれを認めている。

Ginza Sony Parkが2024年に完成を目指す新・Ginza Sony Parkに向けた新たな活動として、実験的POP-UPスペース「Sony Park Mini」を西銀座駐車場地下1階にオープンさせた。

東京・銀座の老舗画廊「ギャラリーせいほう」が、NFTを活用した企画を開催。鉄彫刻家・小井土滿の個展「脳内日記と鉄水墨」で、来場者全員にNFTを贈呈する。

タイ大林がバンコクに開業させる大型オフィスビル「O-NES TOWER」。このビルのエントランスロビーに杉本博司のパブリック・アートが設置された。

2020年10月より施設整備のために休館していた東京・上野の国立西洋美術館が、4月9日にリニューアルオープン。6月24日からはこれを記念して企画展「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」が開催される。

20回目となる現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2022」が7月6日~11日に開催。昨年会場となった中之島の大阪市中央公会堂に加えて、新たに造船所跡地であるクリエイティブセンター大阪でも開催。大型作品やインスタレーション等に特化した展示を行う。

アンディ・ウォーホルの代表作のひとつである《Shot Sage Blue Marilyn》(1964)が、5月にクリスティーズ・ニューヨークのオークションに出品される。予想落札価格は2億ドル(約241億円)。

ウクライナの人々を支援するために国際的なアーティストが、オープンエディションのプリント作品のチャリティー販売など様々なプロジェクトを実施している。

青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC]で開催された「近代を彫刻/超克する─雪国青森編」は、彫刻を通して日本近代史やジェンダー、公共性を考える小田原のどかが、青森の野外彫刻をリサーチした成果を個展として発表したもの。日本近代の断層をあらわにする同展を、信州大学人文学部教授・金井直がレビューする。

ロンドンにあるダミアン・ハーストのギャラリー、ニューポート・ストリート・ギャラリーで現在開催されている、「The Cloud of Witness」展(〜8月21日)。70点以上ものキース・カニンガムの作品が並ぶこの展覧会を通じて、その存在に迫る。

今年行われるアート・バーゼル、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展、そしてドクメンタ。この3つの大イベントを巡るアートツアーを株式会社令和トラベルが発売中だ。

第1回
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト]設立メンバーのひとりであり、TOTAL ARTS STUDIES(TAS)プログラム・ディレクターのロジャー・マクドナルドによる、気候危機とアートについての連載記事シリーズ。ニュースとインタビューで海外の動向の「いま」をわかりやすくご紹介。第1回は、気候危機とアートに関する出来事を海外のニュースから3つピックアップし、コラムとしてお届けします。

「クライン・ブルー」で知られるイヴ・クライン。その作品を中心に、「非物質性」をテーマとした展覧会「時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの」が金沢21世紀美術館で開催される。会期は10月1日〜2023年3月5日。

日本で絶大な人気を誇るヨハネス・フェルメール。その名前はいかにして「ブランド」となっていったのか? フェルメールが生きた当時のオランダの絵画事情や同時代の他の画家たちによる作品の紹介も交え、フェルメール・ブランド誕生までの軌跡をたどる。

建築家でありながら、地球を駆け巡るダイナミックな活動にも取り組んだ吉阪隆正(1917〜1980)。その活動の全体像に迫る展覧会「吉阪隆正展 ひげから地球へ、パノラみる」が、東京都現代美術館で開幕した。