
村上隆の国内8年ぶりの個展。京都市京セラ美術館で来年開催
村上隆の国内では8年ぶりの個展が、京都市京セラ美術館で来年開催されることがわかった。会期は2024年2月3日〜6月30日。

村上隆の国内では8年ぶりの個展が、京都市京セラ美術館で来年開催されることがわかった。会期は2024年2月3日〜6月30日。

今週開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

「映像とは何か」を問い続ける国際フェスティバル「恵比寿映像祭2023」が東京・恵比寿の東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほかでスタート。3年ぶりの大規模開催となる本映像祭では、アートと技術との対話の可能性について考察する。

浮世絵の名手・歌川広重の作品のなかでも、そこに描かれた「おじさん」に着目したユニークな展覧会「広重おじさん図譜」が、太田記念美術館で始まった。会期は3月26日まで。

細密なタッチで、愛らしくも怖さを兼ね備える生物や少女、空想と現実を行き交う世界観を描く画家・絵本作家のヒグチユウコ。その大規模個展「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」が森アーツセンターギャラリーで開幕した。全国9会場を経て東京に帰還した本展には幕引きを思わせる副題が冠されており、「CIRCUS」の世界観を堪能できる最後のチャンスになっている。会期は4月10日まで。

福岡市美術館で「田中千智展 地平線と道」が開催されている。個展の会期は3月21日まで、壁画の展示は2025年12月末まで行われる。

台湾の桃園市立美術館のひとつである横山書法芸術館が、「2023年横山書道ビエンナーレ:法と無法が交じる時代-書はある視覚の形式として」を開催する。このビエンナーレは、過去と未来、東洋と西洋における書道表現を通して、現代書道芸術の未来と可能性を探る試み。会期は1月20日〜4月24日。

SBIアートオークションは1月27日に無観客の「Live Stream」セールを、続く28日に代官山ヒルサイドフォーラムにて「Modern And Contemporary Art」セールを、2日間連続で開催。2日目の「Modern And Contemporary Art」セールを重点的に、主要な落札結果をまとめてレポートする。

東京ミッドタウン日比谷は、江口寿史によるイラストレーション展「東京彼女」を3月14日~4月23日の会期で開催する。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンが主催する「Hors-les-mur(壁を越えて)」プログラムの一環として、ドイツ人アーティストのヴォルフガング・ティルマンスによる個展「Moments of life」が、エスパス ルイ・ヴィトン東京でスタートした。会期は6月11日まで。

ポーラ美術館が、展覧会シリーズ「HIRAKU Project」の第14回目となる丸山直文「水を蹴る―仙石原―」展を開催中。会期は7月2日まで。

15世紀から19世紀までの西洋のナチュラルヒストリーとアートのつながりに注目し、人間が表してきた自然のすがた・かたちを紹介する展覧会「自然という書物―15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート」が町田市立国際版画美術館で開催される。会期は3月18日〜5月21日。

株式会社リコーは、東京・銀座4丁目交差点にある三愛ドリームセンターの建て替えを発表した。新たなビルは2027年の竣工を予定している。

渋谷区の笹塚と幡ヶ谷にある空き物件を活用し、アーティストの創作場所として今年4月にオープンする「START Box ササハタハツ」が、利用者の応募受付を行っている。

東京を中心とする101の美術館・博物館等の入場券や割引券がセットになった1部2500円の文化施設周遊チケット「ぐるっとパス2023」が4月1日に販売開始される。

チームラボがセノグラフィー(空間演出)を手がける、ジャコモ・プッチーニのオペラ『トゥーランドット』新制作。その公演が、ジュネーヴに続き東京文化会館大ホールにて行われる。

ポール・マッカートニーが1963年12月から1964年2月にかけて自身のカメラで撮影したポートレートを初めて公開する展覧会「Paul McCartney, Photographs 1963–64: Eyes of the Storm」が、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催される。会期は6月28日~10月1日。

2023年2月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

2人の奇才、鈴木稔と蓜島邦明のコラボレーションによって制作されたバレエ作品「MISSING LINK」が、スターダンサーズ・バレエ団により上演される。公演日は3月2日〜3日。

第2回
東京都現代美術館で開催されている「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展。連日盛況が続くこの話題の展覧会を、2017年当初からすべてキュレーションしてきたのがフロランス・ミュラーだ。ファッション史に詳しい京都芸術大学の本橋弥生教授が、会場でミュラーと対談。本展の開催背景や、その意義について話を聞いた。