
第25回亀倉雄策賞で初の2人同時受賞。岡崎智弘「デザインあneo あのテーマ」映像と三澤遥「玉造幼稚園」サイン計画
第25回亀倉雄策賞に、岡崎智弘「デザインあneo あのテーマ」映像と三澤遥「玉造幼稚園」サイン計画が選出された。同賞において2名同時受賞は初。ほかにも、「JAGDA賞2023」「JAGDA新人賞2023」など2023年の各グラフィックデザイン賞も発表された。

第25回亀倉雄策賞に、岡崎智弘「デザインあneo あのテーマ」映像と三澤遥「玉造幼稚園」サイン計画が選出された。同賞において2名同時受賞は初。ほかにも、「JAGDA賞2023」「JAGDA新人賞2023」など2023年の各グラフィックデザイン賞も発表された。

街並みなどの風景を独自のまなざしで再構築する作家たちを紹介する「アール・ブリュット ゼン&ナウ vol.2 『Echo こだま返る風景』」が、東京都渋谷公園通りギャラリーで4月9日まで開催中だ。その見どころをレポートする。

マンガ、アニメーション、ゲーム、メディア・アートといった「メディア芸術」を扱う、文化庁による広報ウェブサイト「MACC」が2月13日にオープンした。

横浜市のKAAT 神奈川芸術劇場が、イギリスの舞台芸術におけるサステナビリティの先進事例である「シアター・グリーン・ブック」を学ぶ特別講座「劇場がサステナビリティ(持続可能性)を考える 〜 環境に優しい舞台芸術」を3月15日に開催する。

大分県宇佐市の酒造メーカー・三和酒類株式会社が販売するロングセラー商品「いいちこ」。そのアートディレクションを長年手がけてきた河北秀也の個展「イメージの力 河北秀也のiichiko design」がスタートした。本展では、河北が一貫した世界観をつくり上げてきたデザインの数々から、「iichiko design」が提示するストーリーとその狙いについて紹介する。

第9回
アートコレクターとして、現代美術のコレクションを行ううえでの基礎的な知識やルール、知っておいた方が良い豆知識などをお届けするシリーズ企画。アートコレクター・コバヤシマヒロが案内する。

現在、東京都美術館で開催中の「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」。日本ではじつに約30年ぶりとなるエゴン・シーレの回顧展にあわせ、シーレの作品を楽しく鑑賞するヒントになるような10のエピソードをお届けしたい。

醜さも含めた人間の生々しさを描いた異色の日本画家・甲斐荘楠音(かいのしょう・ただおと)。その美術館で二度目となる回顧展「甲斐荘楠音の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性」が、京都国立近代美術館で始まった。会期は4月9日まで。

優れたアートスクールや世界的なアートコレクションを持つ美術館が存在するにもかかわらず、ロサンゼルスのアートシーンは半世紀以上にわたり困難な模索を続けてきた。2019年、初開催されたアートフェア「フリーズ・ロサンゼルス」を機にようやく全面的に開花することとなった同市のアートシーン。その発展と現状を、ロサンゼルス在住のアートジャーナリストであるCheyenne Assilが考察する。

第6回
詩や映像制作など、メディアを横断して活動するアーティスト、青柳菜摘。2022年の9月から12月にかけて、青森県十和田市のまちなか6ヶ所で映像インスタレーションを展示。青柳作品を見続ける松井茂が、実際にそれらの会場を回り、本人との対話を経て、その作品世界を論じる。

東京・天王洲のYUKIKOMIZUTANIでアーティスト・添田奈那の個展「I’m fine」が開催。無名のキャラクターたちを再構築することで「声なき弱者」の怒りを代弁させる。会期は2月17日〜3月11日。

ロエベ財団が2016年より行っている「ロエベ財団 クラフトプライズ」。その第6回のファイナリスト30名が発表された。

絹谷幸二芸術賞実行委員会、産経新聞社、一般財団法人絹谷幸二美術財団は、優れた若手美術作家を顕彰する「絹谷幸二芸術賞」の創設を発表した。

演劇の「共有知」を活用し、社会の「共有地」を生み出すプロジェクト「シアターコモンズ」。その第7回が、実会場とリモートで開催される。会期は2月23日〜3月5日。

資生堂企業文化誌『花椿』のアートディレクションや資生堂パーラーのパッケージ、東京都現代美術館のロゴで有名なアートディレクター、デザイナーの仲條正義による名作を厳選して展示する「仲條正義名作展」が東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で開催される。会期は2月16日〜3月30日。

今週開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]ギャラリーAで、企画展「多層世界とリアリティのよりどころ」が開催中。「多層世界」シリーズの3回目となる本展では、リアルとバーチャルが共存する多層世界における私たちのリアリティのあり方について、7組のアーティストの作品を通して問いかけている。会期は3月5日まで。

東急不動産株式会社が推進する渋谷の大規模再開発事業において誕生する新施設の名称が「Shibuya Sakura Stage」に決定した。本施設のにぎわいを創出するエリアに、空間演出としてデザインコレクティブ「FLOWPLATEAUX」が起用される。同施設の竣工は11月30日を予定。

ニューヨークを拠点とする中尾まゆみの日本初個展「SHARED NOSTALGIA」が麻布十番の「KOICHI YAMAMURA GALLERY」で開催される。

現存するとされるフェルメールの作品37点のうち、28点がアムステルダム国立美術館に集結。「Vermeer」展が幕を開けた。これまでほとんど知られていなかったフェルメールの人物像に迫る、圧倒的な展示を紐解く(作品の制作年はすべて展覧会公式サイトに基づくもの)。