
東京ミッドタウンに20番目となるパブリックアートが誕生
3月29日、東京ミッドタウンに新たなパブリックアートとして石山和広の《絵画からはなれて[磊](らい)》が加わった。パブリックアート恒久設置コンペ「The Best of the Best TMA Art Awards」によって選ばれた本作の除幕式の様子をお届けする。

3月29日、東京ミッドタウンに新たなパブリックアートとして石山和広の《絵画からはなれて[磊](らい)》が加わった。パブリックアート恒久設置コンペ「The Best of the Best TMA Art Awards」によって選ばれた本作の除幕式の様子をお届けする。

大規模改修工事のための休館を経て、ついにリニューアルオープンを迎えた東京都現代美術館。リニューアル後第1弾となる企画展「百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-」展と、コレクション展「MOTコレクション ただいま / はじめまして」のレポートをお届けする。

デザインとアートを通して、日本の新たな価値や感性を世界へと発信してきた東京ミッドタウン。ここには、清水敏男とジャン=ユベール・マルタンが世界で活躍するアーティストを選定、プロデュースしたパブリックアート作品が19点展示されている。そして今年3月29日、ここに、パブリックアート恒久設置コンペ「The Best of the Best TMA Art Awards」によって選ばれた石山和広の作品が20点目の作品として新たに加わる。東京ミッドタウンにとってパブリックアートが持つ意味とは。そして、都市とアートの関係性とは? 国内外で多岐にわたってアートワークをプロデュースしてきた清水敏男と、東京ミッドタウンマネジメント株式会社 代表取締役社長の中村康浩がそれぞれの思いを語る。

2021年に開館予定の大阪中之島美術館。同館は、大阪と世界の近現代美術をテーマに重要文化財を含む貴重な美術品を収蔵している。そして2019年度、コレクション充実のために新たに98点の美術品を収集。これによって同館のコレクションの総数は5700点を超えることになる。

アジア最大のアートフェアである「アート・バーゼル香港」が7回目の開幕を迎えた。世界各国から242のギャラリーが参加するこの巨大イベント。ギャラリーブースだけでなく、様々なプログラムが展開される「アート・バーゼル香港2019」のハイライトをお届けする。

ジャーナリスト・津田大介が芸術監督を務める「あいちトリエンナーレ2019」が参加アーティストを新たに発表。国内外から約60組がラインアップされている。

これまで、人間の知覚能力にもとづく新たな表現の研究・開発を行ってきた映像作家の菅俊一。その個展「正しくは、想像するしかない。」が、松屋銀座7階のデザインギャラリー1953で開催されている。会期は4月15日まで。

消費されゆく一時的なものをモチーフとする画家・海老原靖の個展「Sing」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。会期は3月29日〜4月27日。

現在、パリを拠点に活動を行うアーティスト・湊茉莉。その日本初個展「うつろひ、たゆたひといとなみ」が、東京・銀座のメゾンエルメス フォーラムで開幕した。

『美術手帖』の創刊70周年を記念してスタートした紙面連載「プレイバック!美術手帖」。同連載のポップアップ企画として、美術家の原田裕規、アーカイブ理論を専門とする上崎千、メディアとアートの関係に明るい詩人の松井茂によるトークイベント「プレイバック!美術手帖『バックナンバーから考える現在・未来』」が、4月5日に東京・恵比寿のNADiff a/p/a/r/tで開催される。

ミュージシャン、そしてファッションアイコンとしても注目を集めるファレル・ウィリアムスとシャネルによるコラボレーションコレクション「Chanel Pharrell」の全貌が明らかとなった。キャンペーンヴィジュアルやショートフィルムは『AKIRA』にインスパイアされたものだという。

太平洋戦争中の強制収容といった過酷な体験を耐えながら、アメリカでその生涯を全うした画家の小圃千浦(おばた・ちうら)。そんな小圃の初回顧展が昨年アメリカで開催され、今年に入ってその巡回展が岡山県立美術館で開催された。東洋と西洋の美的感覚が混在する小圃作品約140点を紹介した本展を、インディペンデント・キュレーターの長谷川新がレビューする。

国内外で数多くの賞を受賞し、大きな話題となっている見里朝希によるパペット・アニメ『マイリトルゴート』が、東京都写真美術館で公開されることが決定した。同作は、見里が在学していた東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の修了制作として発表したもの。上映期間は4月2日〜26日。

高松市美術館での開催を皮切りにスタートしたやなぎみわの大規模個展「神話機械」。高松市での会期終了後は、群馬県のアーツ前橋に巡回する。会期は4月19日〜6月23日。

3月7日から4日間にわたって開催された「アートフェア東京2019」。その総売上は29億7000万円、入場者数は6万717人と、どちらも過去最高を記録したことがわかった。

ポストミニマリズムの表現を行うアニッシュ・カプーア、遠藤利克、大庭大介、ヴァジコ・チャッキアーニによるグループ展が、東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催されている。会期は4月27日まで。

2019年9月27日から岡山市内各所で開催される「岡山芸術交流2019」の第3弾となる参加アーティストが発表された。

平安京遷都に伴い、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立された京都の東寺。弘法大師空海にまつわる数々の明宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介する特別展「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」が3月26日、上野の東京国立博物館で幕を開けた。(展示替えあり)

無国籍性、素材の質感を重視したスタイルが特徴の陶芸作品を手がけ、古陶磁、古道具の蒐集家でもある内田鋼一の個展が兵庫陶芸美術館で行われた。白をテーマとした作品と自身のコレクションが並置された本展から見えてくる、「民藝」なき戦後の日本社会の「自由の美」とは。美術評論家・清水穣がレビューする。

東京・目白のTALION GALLERYで、グループ展「貫く棒の如きもの」が開催される。本展には、VRと絵画を扱う木村翔馬、グラフィックデザイナーの鈴木哲生、イラストレーターの山本悠が参加。気鋭の若手作家たちによる表現を紹介する。会期は4月6日〜28日。