バシェの音響彫刻5点が一堂に。川崎市岡本太郎美術館で「音と造形のレゾナンス」展が開催

1970年の大阪万博で注目を集めた、バシェ兄弟による「音響彫刻」。その5点を一堂に展示し、岡本太郎の芸術空間で共演させる「音と造形のレゾナンス-バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振」展が、川崎市岡本太郎美術館で開催される。会期は4月25日〜7月12日(4月15日追記:本展は開幕延期となった)。

NEWS / EXHIBITION

蔡國強からアートワールドが舞台のホラーまで。Netflixで見たいアートムービー

スマートフォンやパソコンで、いつでも見たい動画コンテンツを視聴できるストリーミングサービス。今回はNetflixから、アーティストのドキュメンタリーやアートワールドで繰り広げられるサスペンスなど、アートを題材にした映画を紹介する。Netflixオリジナルコンテンツ以外は配信期限があるため、気になる作品は早めにチェックしてほしい。

INSIGHT

ヴィデオゲーム的な想像力は新たな風景を生み出すか?  大岩雄典評 海野林太郎「風景の反撃 / 執着的探訪」展

日常をゲーム的に撮影した風景や映像を「ヴィデオゲームの視点」を出発点として生み出す海野林太郎。現実とゲームの世界の臨界点を探りながら、この世の多層性と複雑さを浮き彫りにするような作品群をTOKAS本郷にて発表した。同個展について、ゲーム研究における論点を軸に自らの理論や作品を展開する、アーティストの大岩雄典がレビューする。

REVIEW

「ひろしまトリエンナーレ2020」で県が事前検討委員会設置の方針。「表現の自由」はどうなる?

広島県は、2020年9月12日〜11月15日に開催される広島県初の大規模芸術祭「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」に対し、出品作の展示可否を検討する委員会を設置する方針を県が示した。芸術祭の「表現の自由」を揺るがしかねないこの方針。美術手帖では、アーティスト・柳幸典とジャーナリストであいちトリエンナーレ2019芸術監督・津田大介にコメントを求めた。

NEWS / HEADLINE

石内都、畠山直哉らとオーストラリアの現代作家が競演。東京都写真美術館で「リバーシブルな未来 日本・オーストラリアの現代写真」が開催

東京都写真美術館で、メルボルン大学教授のナタリー・キングを共同キュレーターとして迎えた展覧会「リバーシブルな未来 日本・オーストラリアの現代写真」が開催される。本展には両国の写真・映像表現が集結。会期は5月19日〜7月19日。

NEWS / EXHIBITION

第6回

じつは複雑なアートオークションの仕組み。「シャンデリア」の下の秘密とは?

アートの世界でもっとも世間をにぎわせるニュースのひとつに、オークション関連の話題がある。時にオークションの落札結果は、アーティストや作品の価値を測るひとつの指標としても重要視される。このオークションシステムがじつは複雑な仕組みで成り立っていることをご存知だろうか? 「Art Law」を業務分野として掲げる日本で数少ない弁護士のひとり、木村剛大が法的な視点も交えて解説する。

アーティストが規制の時代をサバイブするためのアイデアとは? 『美術手帖』4月号は「表現の自由」特集

『美術手帖』2020年4月号は「表現の自由」特集。芸術祭の一部展示中止や、文化庁の補助金不交付といった介入問題を引き起こした、あいちトリエンナーレ2019。この事件のプロセスで、アートと表現をめぐって、どんな問題が噴出したのかを明らかにするとともに、再び同じことが繰り返されないために、規制を回避するためのアイデアと方法を紹介する。

NEWS / HEADLINE

風景画家としてのモネに迫る。アーティゾン美術館で7月開催「クロード・モネー風景への問いかけ」展の見どころは?

東京・京橋のアーティゾン美術館で、オルセー美術館・オランジュリー美術館との共同企画による「クロード・モネー風景への問いかけ」展が開催。本展では62点のモネ作品のほか、同時代の画家の作品や写真、浮世絵など約140点でモネの風景画の革新性に迫る。会期は7月11日〜10月25日。

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