
モネ幻の作品が60年ぶりに発見。 松方コレクションとして国立西洋美術館で修復、展示へ
60年間にわたって行方がわからなかったクロード・モネの大作《睡蓮ー柳の反映》がパリのルーヴル美術館で発見、国立西洋美術館での修復を経て、展示されることが発表された。同作は松方コレクションの一部で、損傷が激しいため今後修復され、2019年に展示されるという。

60年間にわたって行方がわからなかったクロード・モネの大作《睡蓮ー柳の反映》がパリのルーヴル美術館で発見、国立西洋美術館での修復を経て、展示されることが発表された。同作は松方コレクションの一部で、損傷が激しいため今後修復され、2019年に展示されるという。

群馬県立近代美術館で開催された企画展「群馬の美術2017」において、会期直前になって出品が取り消された白川昌生の作品《群馬県朝鮮人強制連行追悼碑》が4月より、群馬県渋川市のギャラリー「CONCEPT SPACE」で展示されることがわかった。

写真家・批評家の中平卓馬が1974年に発表した大作《氾濫》を再現する展覧会がCASE TOKYOで開催される。同名の写真集刊行にあわせて開催され、48点のカラー写真からなる巨大なインスタレーション作品を展示する。会期は2018年3月10日〜4月14日。

東京・神宮前に新たにオープンするギャラリー「EUKARYOTE」で、オープニング企画として山口聡一と石川和人の個展が同時開催される。会期は3月2日〜25日。

人体彫刻を中心に制作する中野浩二の個展が仙台・Gallery TURNAROUNDで開催される。「複製」をテーマに多角的なアプローチを試みる。会期は2018年4月3日〜15日。

「現代の神話」をテーマに制作する鴻池朋子の個展がGallery KIDO Pressで開催される。ドライポイントとカービングという2つの異なる技法で制作した版画作品を発表する。会期は2018年3月7日〜4月15日。

東京藝術大学大学美術館陳列館で、同校でキュレーションや建築を学ぶ学生たちが共同で企画する展覧会「Pⁿ – Powers of PLAY –」が開催。会期は3月21日〜4月8日。

東京・天王洲の山本現代で、家電や大量生産品などを組み合わせたサウンド・スカルプチャーの制作で知られる宇治野宗輝が個展を開催。映像インスタレーションやドローイングなど、すべて新作で展示を構成する。会期は3月3日〜4月7日。

多摩美術大学大学院彫刻専攻に在籍する学生有志が、アカデミックハラスメントなどで大学と彫刻科に要望書を提出。オンラインで公開され、大きな注目を集めている。

アーティストの椿昇をディレクターに迎えたまったく新しいかたちのアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO」が2018年2月24日と25日の2日間にかけ、京都府京都文化博物館別館を舞台に開催される。ギャラリーではなくアーティストが主体となる、このフェアの狙いとは何か? ディレクター・椿昇が語る。

実在しない建造物をモチーフとした絵画などで知られる野又穫が、佐賀町アーカイブで個展を開催。会期中には野又作品のファンであるという小説家・椎名誠との対談も行われる。会期は3月7日〜5月27日。

精巧な草花の木彫作品をインスタレーションで発表する須田悦弘の個展が、ヴァンジ彫刻庭園美術館で開催される。美術館庭園に咲くクレマチスをモチーフに、多数の最新作を発表する。会期は2018年4月22日〜10月30日。

野生のキノコを描く「菌類画」の第一人者、小林路子の個展が美術館「えき」KYOTOで開催される。会期は2018年3月8日〜25日。

広島市現代美術館で展覧会「阿部展也ーあくなき越境者」が開催される。戦前戦後にかけて、世界を舞台に活動した作家・阿部展也を紹介する。会期は2018年3月23日〜5月20日。

東京・上野の国立西洋美術館で、2月24日より「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」が開催される。ベラスケスの作品が過去最多の7点来日する本展の見どころをレポートでお届けする。

イラストレーター・漫画家の本秀康の約30年間にわたる活動を紹介する展覧会が、東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で開催。会期は2月27日〜3月29日。

横浜市民ギャラリーで2018年のコレクション展「写真と素描でたどる横浜 1950-1980年代を中心に」が開催される。戦後横浜の風景の移り変わりを写真と素描作品から紹介する。会期は2018年3月2日〜18日。

20世紀を代表する写真家、ウィリアム・クラインの作品とともに、現在日本やアジアで活躍する写真家たちの作品を展示する「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」が2月23日より21_21 DESIGN SIGHTで開催される。写真と都市の関係を問う本展の見どころをお届けする。

ファッションデザイナー・中里唯馬が2009年より手がけている自身のファッションレーベル「YUIMA NAKA-ZATO」。この展覧会「YUIMA NAKAZATO Exhibition -HARMONIZE-」が2月21日から25日まで、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で開催されている。

ニューヨーク市クイーンズ地区にあったエアロゾル・ライティングの聖地「ファイブポインツ」。その解体にともなう作品の消去を巡り、アメリカ連邦地裁がビルのオーナーに対してアーティスト21人に総額675万ドル(約7億2300万円)の支払いを命じた。エアロゾル・ライティングに対する価値を連邦法が認めたこの判決に関して、アーティストの大山エンリコイサムが考察する。