MAGAZINE

ヨーロッパで話題の振付家ノエ・スーリエによる新たなダンス体験を。『The Waves』が埼玉と京都で日本初上演

2020年よりフランス・アンジェ国立現代舞踊センターのディレクターを務め、ネザーランド・ダンス・シアター2(NDT2)の委嘱で振付を提供するなど、世界のダンス界で注目を集める振付家ノエ・スーリエ。そのスーリエが手がける『The Waves』が、彩の国さいたま芸術劇場とロームシアター京都で日本初上演される。

NEWS / PROMOTION

YOSHIROTTENが個展で探究する、 最小要素で最大効果をもたらすグラフィックの可能性

ファインアートから音楽アルバムのジャケット、空間デザインまであらゆる領域で視覚言語を操り、表現を続けるYOSHIROTTEN。現在、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催中の個展「Radial Graphics Bio / 拡張するグラフィック」で目指すものとは何なのか。作家本人と個展会場を巡りながら、話を聞いた。

INTERVIEW

人の営みの痕跡を描き、風景を供養する。大東忍インタビュー

「VOCA展2024」の大賞を受賞した、現代美術家で盆踊り愛好家の大東忍。祖母の故郷であった限界集落やブロードウェイでの苦い思い出、移住した秋田で出会った民俗行事の数々は、大東の「風景を描く」行為にどのような影響を与えてきたのか。インタビューで話を聞いた。

INTERVIEW

PREMIUM

ウスター美術館のコレクションはいかに構築されたのか。世界初の「睡蓮」購入、そして多様性の時代へ

世界で初めてモネの「睡蓮」を購入したアメリカのウスター美術館のコレクションはいかに構築されてきたのか。マティアス・ワシェック(ジーン&マイルス・マクドナー館長)、クレア・ウィットナー(キュラトリアル部門ディレクター、兼ジェームズ・A・ウェルヨーロッパ美術キュレーター)による寄稿をお届けする。*The English version is below the Japanese.

INSIGHT

PREMIUM

パレスチナ連帯表明で作家たちが続々と展示辞退。バービカン・アート・センターで起きていることとは?

ロンドンのバービカン・センター内のアートギャラリーで開催中の展覧会「アンラヴェル:ザ・パワー・アンド・ポリティックス・オブ・テキスタイルズ・イン・アート」が連日アートニュースを賑わせている。ガーディアン紙は満点の5つ星を付けるなど、展示内容への各メディアの評価は高いものの、バービカンがイスラエル・パレスチナ戦争関連のトークイベントへの会場提供を拒否したことへの反発として、会期中でありながらも作品の展示を取り下げるアーティストの数が徐々に増しているという異例の事態が起きているのがその理由だ。

NEWS / REPORT

「版画の青春 小野忠重と版画運動」(町田市立国際版画美術館)開幕レポート。小野忠重の活動を通じて版画運動の諸相を探る

小野忠重の旧蔵品を中心とした約300点の作品を通じて、1930〜40年代の版画運動を牽引した「新版画集団」「造型版画協会」の諸相を探る展覧会「版画の青春 小野忠重と版画運動」が町田市立国際版画美術館でスタートした。会期は5月19日まで。

NEWS / REPORT

「ライトアップ木島櫻谷」(泉屋博古館東京)開幕レポート。江戸絵画の伝統を引き継いだ先に櫻谷が見ていたもの

東京・六本木の泉屋博古館東京で、日本画家・木島櫻谷(1877〜1938)の連作「四季連作大屏風」や、櫻谷が影響を受けた円山・四条派の画家に焦点を当てた企画展「ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる『生写し』」が開幕。会場の様子をレポートする。

NEWS / REPORT

椅子研究家・織田憲嗣インタビュー。「織田コレクション」はいかにしてかたちづくられてきたのか

椅子研究家・織田憲嗣(おだ・のりつぐ)は、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群を長年収集・研究し、北海道・旭川を中心として「織田コレクション」を形成してきた。研究資料を含め数万点にも及ぶコレクションをつくり上げてきた織田は一体どのような人物なのか。その経歴と人物像を紐解きながら、コレクション形成に至るまでの道のりについて話を聞いた。

INTERVIEW