MAGAZINE

第9回

アーティストたちよ、表層を揺さぶれ。 The Public Times vol.9(終)〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜

Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探ってきたこのシリーズ。最終回となる今回は、卯城と松田による総括。彼らが目論む「ダークアンデパンダン展」とは?

「機動戦士ガンダム」シリーズをつくった男。「富野由悠季の世界―ガンダム、イデオン、そして今」が福岡市美術館ほかで開催へ

「機動戦士ガンダム」シリーズをはじめ、『伝説巨神イデオン』など数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメ界に大きな影響を与えてきた富野由悠季。その55年にわたる仕事を通覧する展覧会「富野由悠季の世界―ガンダム、イデオン、そして今」が、福岡市美術館で開催される。会期は6月22日〜9月1日。

NEWS / EXHIBITION

ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で銀獅子賞を受賞。ベルギーの建築家ユニット、アーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユーの展覧会が開催

昨年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で銀獅子賞を受賞したベルギーの建築家ユニット、アーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユーによる日本初の展覧会「ヴァリエテ/アーキテクチャー/ディザイア」が、TOTOギャラリー・間で開催される。会期は9月13日〜11月24日。

NEWS / EXHIBITION

アーティストとつくっていくギャラリー。「Maki Fine Arts」牧高啓インタビュー

2010年に開廊し、2015年よりの神楽坂に拠点を移したMaki Fine Arts。代表の牧高啓は、80年代生まれの若手ギャラリストとして、多くの展覧会を手がけてきた。白川昌生のような日本の現代美術史において重要な位置にあるベテランアーティストから、豊嶋康子、荻野僚介、末永史尚といった確かな評価を得てきた中堅、池田衆、加納俊輔などの新しい世代を扱い、その名前を国内外に認知させてきた。また、アレックス・ダッジなど海外アーティストも紹介している。Maki Fine Artsのギャラリーオーナーである牧高啓に、アーティストとともに歩んできたこれまでの道のり、そして今後の展望について聞いた。

INTERVIEW

東京国立近代美術館と山口周が共同開発。ビジネスパーソン向けプログラム「Dialogue in the Museum」が6月にスタート

東京国立近代美術館と山口周(独立研究者・著作家・パブリックスピーカー)の共同開発によるビジネスパーソン向けプログラム「Dialogue in the Museum」がスタートする。山口の特別講義を織り交ぜたワークショップ形式の同プログラムは、今後年3回ほどの開催を予定しているという。初回は6月22日。

NEWS / EXHIBITION

北大路魯山人の没後60年を記念する展覧会が開催中。昭和陶芸の成果とその源流から未来を見つめる

昭和陶芸を代表するひとり、北大路魯山人の没後60年を記念する展覧会「没後60年 北大路魯山人 古典復興 -現代陶芸をひらく-」が、愛知県の碧南市藤井達吉現代美術館で開催されている(~6月9日)。本展は愛知展の終了後、千葉市美術館に巡回する。千葉展の会期は7月2日〜8月25日。

NEWS / EXHIBITION