
三菱一号館美術館の2021年度スケジュールが発表。「三菱の至宝展」やイスラエル博物館の所蔵品展を予定
三菱一号館美術館が、2021年度の展覧会スケジュールを発表した。テート美術館所蔵品展、「三菱の至宝」展、イスラエル博物館所蔵品展を開催予定だ。

三菱一号館美術館が、2021年度の展覧会スケジュールを発表した。テート美術館所蔵品展、「三菱の至宝」展、イスラエル博物館所蔵品展を開催予定だ。

第30回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2020年10月号の「BOOK」2冊目は、画家でありアール・ブリュットの発見者、ジャン・デュビュッフェによる文化批判の書『文化は人を窒息させる』を取り上げる。

SBIアートオークションは10月31日、東京・代官山のヒルサイドフォーラムで「モダン&コンテンポラリーアートセール」を開催した。

海外を拠点に活動をつづけてきたアーティストのロッカクアヤコ。指で描かれるアイコニックな「女の子」の絵画作品が、アートコレクターからも人気を集めている。その、国内初となる美術館での展覧会「魔法の手 ロッカクアヤコ作品展」が開幕した。会期は10月31日〜2021年1月11日。

いま必要なのは、「ポスト資本主義」ではなく「ウィズ資本主義」だ──。道具やスペースのシェア、見返りを求めない贈与的な活動、プロジェクトを通じた異なる階層の出会いの創出など、アートはそもそも経済的価値では測れない独自の芸術的価値を生きてきた。ひとつのシステムに「包摂」されない、こうした脱中心的な態度は、経済体制だけでなく、作家活動における「展覧会」の相対化、真に多様なコミュニティへの志向、人間を超えた「サブジェクトの多様化」など、アートの世界にさまざまに現れ始めている。「美術手帖」本誌10月号で「ポスト資本主義とアート」をめぐる対談に臨んだChim↑Pomの卯城竜太が、そこで語ろうとした思考の全容をあらためて綴る。

あいおいニッセイ同和損保は12月、同社が所蔵する椿絵コレクションを展示するギャラリースペース「UNPEL GALLERY」をあいおいニッセイ同和損保八重洲ビル1Fにオープンさせる。

性差(ジェンダー)が日本社会の歴史のなかでどんな意味をもち、どう変化してきたのか。その変遷を280点以上の資料を通して問う歴史展示「性差(ジェンダー)の日本史」が、12月6日まで国立歴史民俗博物館で開催中。そのハイライトをレポートでお届けする。

雑誌『美術手帖』とNADiffによる「現代アート連続講座」第2弾が、11月〜オンラインで開催決定。反響の大きかった2020年4月号「表現の自由」特集の内容を出発点に、アートと社会にまつわる重要テーマを全4回のレクチャーで解説する。

ドイツを代表するアーティスト、ヴォルフガング・ティルマンスの個展「How does it feel?」が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催。初公開となる最新の写真作品や壁面インスタレーションなどが展示される。会期は11月7日〜12月19日(事前オンライン予約制)。

10月29日、文化庁が主催するウェビナー「「コロナ以降」の展覧会づくりとは?」が開催され、コロナ禍で大きく影響を受ける美術館の展覧会はどうあるべきか、議論が交わされた。

東京国立博物館と文化財活用センターは、 NHKとの共催により、親と子のギャラリー「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館リターンズ」を東京国立博物館本館で開催する。会期は10月27日~12月6日。

第29回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2020年10月号の「BOOK」1冊目は、マイケル・フリードが18世紀半ばのフランス絵画を通して、美術批評における「演劇性」という言葉の射程を示す『没入と演劇性』を取り上げる。

2019年10月に火災に見舞われ、現在再建の準備が進められている沖縄県の首里城。Google Arts & Cultureが沖縄県と協力し、8つのオンライン展示からなるプロジェクト「首里城復興」を公開した。

先週から今週にかけて始まった展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館や芸術祭の公式ウェブサイトを参照してほしい。

6名のアーティストによる「コロナ時代のアマビエ」が、角川武蔵野ミュージアムでリレー形式で展示される。参加作家は会田誠、鴻池朋子、川島秀明、大岩オスカール、荒神明香。残りの1名は明かされていない。各作家が、「希望」「不安」「鎮魂」「願い」「愛」などをテーマに表現する新時代のアマビエに注目だ。

ニューヨークを代表するアートフェア「フリーズ・ニューヨーク」が、2021年5月5日〜9日にニューヨークのアートセンター「ザ・シェッド」で行われる。約60のギャラリーが参加するリアルなイベントに加え、オンライン・ビューイング・ルームも並行して開催される。

2019年に「渋谷スクランブルスクエア」に開業した展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」が、その開業1周年を記念する一連のカルチャーコンテンツプログラムを11月1日より開催する。

武蔵野美術大学 美術館・図書館で、同大の教員7名による小企画「部屋と庭 隔たりの形式」展が開催される。会期は11月30日〜12月19日。

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。チェルフィッチュを率いる岡田利規による「コンテンポラリー能楽集」や、フィクションとリアルの往還から「キャラクター」をとらえ直す1冊など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

サルバドール・ダリの作品収蔵数がアジア最大級の規模を誇る、福島・北塩原村の諸橋近代美術館で「ナイトミュージアム in 諸橋近代美術館」が10月31日、11月2日、6日に開催。ワーケーションリゾート・裏磐梯の施策のひとつとして、働きながら自然と芸術を堪能する機会を提供する。