これまで数多くのアーティストたちとのコラボレーションを行ってきたルイ・ヴィトン。その歴史をたどる展覧会が、原宿のjingにて開催されることが発表された。会期は3月19日〜5月16日(予定)。
「LOUIS VUITTON &」と題された本展は、ルイ・ヴィトンと日本のアーティストたちとのあいだで育まれてきたインスピレーションの歴史にフォーカス。会場は10の没入型スペースで構成されるという。
展示されるのは、20世紀初頭に製作された特注トランクや、ルイ・ヴィトンの孫であるガストン-ルイ・ヴィトンがデザインしたウィンドウ・ディスプレイをはじめ、カール・ラガーフェルド、シンディー・シャーマン、川久保玲、フランク・ゲーリーらが「モノグラム」を再解釈したバッグや、磯崎新、リチャード・プリンス、ザハ・ハディッドといったアーティストとのオリジナルコラボレーション、近年の「アーティーカプシーヌ コレクション」まで多岐にわたる。また、村上隆の「スーパーフラット」コレクションのアート作品も登場予定だという。
ルイ・ヴィトンは、2016年に麹町の特設会場でそのクリエイションの歴史を概観する大規模な展覧会「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン)」展を開催し、大きな話題を呼んだ。本展ではどのような展示を見せてくれるのか、期待が高まる。