「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」(東京ミッドタウン)開幕レポート。社会課題に立ち向かった勇気あるデザインにも注目

10月16日に「2024年度グッドデザイン賞」の受賞結果が発表された。その受賞展が六本木の東京ミッドタウン内で11月5日まで開催されている。

文・撮影=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部)

東京ミッドタウン地下1階 ホール展示風景より

 10月16日、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」の2024年度の受賞結果が発表。「勇気と有機のあるデザイン」をテーマに受賞した1579件を一堂に紹介する展覧会「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」が六本木の東京ミッドタウン内各所でスタートした。

 グッドデザイン賞とは、1957年に設立された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み。今年度は審査委員長に齋藤精一、審査副委員長に倉本仁、永山祐子、ほか101名の審査員を迎え、各賞の選出を行っている。選出された1579件のうち今年度は20件が金賞を受賞。現在は、審査委員と金賞受賞者によってこの20件から大賞を決めるオンライン投票が行われており、11月5日の受賞祝賀会にて発表される予定となっている。

 会場は、東京ミッドタウン地下1階ホール、アクアリウム、4階カンファレンスルーム、5階デザインハブ、と受賞ジャンルごとに各所で展示。まずはメイン会場となっているホールから見ていこう。

東京ミッドタウン地下1階 ホール展示風景より

編集部

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