
近代の陶芸界に新たな地平を切り開いた巨匠。泉屋博古館 東京で味わう板谷波山の色褪せない魅力
東西の工芸様式を融合させた陶芸作品で知られている近代陶芸の巨匠・板谷波山(1872〜1963)。その生誕150年を記念する展覧会「板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯 ―」が、泉屋博古館 東京で開幕した。

東西の工芸様式を融合させた陶芸作品で知られている近代陶芸の巨匠・板谷波山(1872〜1963)。その生誕150年を記念する展覧会「板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯 ―」が、泉屋博古館 東京で開幕した。

王賜銘鉄剣、史跡上総国分尼寺跡、チバニアンなど多数の歴史遺産を持つ市原市に、市民の歴史・文化活動や交流を支える拠点施設「I’Museum Center(市原歴史博物館)」が誕生する。開館日は11月20日。

国や都道府県が文化財に指定していながら、その所在がわからなくなっている美術工芸品、いわゆる「所在不明文化財」が全国に多数確認されている。なぜ、文化財は所在不明になってしまったのか? 所在不明な文化財はどのように見つけるのか? 文化庁の担当者に話を聞いた。

国内最大級の超高層複合エンターテインメント施設「東急歌舞伎町タワー」。その開業半年前記者発表会が11月2日に開かれ、開業日とコラボ施策「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」の全貌が発表された。

東京国立博物館において、個人や企業から集めた未来の国宝候補を展示する「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」展が開幕した。会期は2023年1月29日まで。

大規模なインスタレーションを手がけることで知られるアーティスト、オラファー・エリアソンの新作が、カタール最北部の遺産群の砂漠で公開された。

第3回
『海月姫』『かくかくしかじか』『東京タラレバ娘』などで知られるマンガ家の東村アキコ。このたびNFTでアートの世界へ本格進出することになった東村に、その理由や今後の展望について聞いた。(PR)

フランス北西端のブルターニュ地方。この地をテーマにした展覧会 「憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」が国立西洋美術館で開催される。会期は2023年3月18日〜6月11日。

相国寺とその塔頭が所蔵している名宝73点が一堂に会する「大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝」が、大分県立美術館で開催される。会期は11月26日~2023年1月22日。

世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」のグローバル・ディレクターであるマーク・シュピーグラーが退任することが発表された。その後任としては、同フェアの元ディレクター・アメリカズであるノア・ホロヴィッツがCEOに就任する。

2022年11月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

いまからおよそ150年前に活躍した3人の絵師、小林清親、井上安治、小倉柳村。彼らに着目し、それぞれが手がけた「光線画」を紹介する展覧会「闇と光 ―清親・安治・柳村」が東京・原宿の太田記念美術館で11月1日に開幕した。

今日の裸体表現に対する法的な解釈を問うことを目的に展開される、架空の裁判プロジェクトがオンラインで公開されている。主催は、アーティストの遠藤麻衣、キュレータ ーの丸山美佳、出版レーベルを主宰する見目はる香によって結成された「紙魚プロジェクト」。会期は2023年2月28日まで。

ニューヨークのメトロポリタン交通局(MTA)が、今年12月に開業予定の新ターミナル「グランド・セントラル・マディソン」で草間彌生とキキ・スミスによる大規模インスタレーション作品をコミッションし、常設展示することを発表した。

能登印刷が9月にローンチした、オンラインミュージアムプラットフォーム「MU(ミュー)」はミュージアムの課題解決とアートファンの裾野拡大を目指す新たな取り組みだ。本事業に関連して、ミュージアムのアーカイヴやデジタルの活用について、現場の当事者たちを呼んでオンラインでセッションをする「MUオンライントークコンテンツ」を開催。その第2弾の様子をレポートする。

日本を代表するアーティストのひとり、大竹伸朗。2006年以来、16年ぶりとなる大回顧展「大竹伸朗展」が、ついに東京国立近代美術館で幕を開けた。会期は11月1日〜2023年2月5日。

箱根のポーラ美術館は、《静物、ボーン・エステート》を含むヴォルフガング・ティルマンスの写真作品全10点と、草間彌生の立体作品《ベッド、水玉強迫》を新たに収蔵したと明らかにした。

能登印刷が9月にローンチした、デジタル・アーカイヴのプラットフォーム事業「MU(ミュー)」は美術館の課題解決とアートファンの裾野拡大を目指す新たな取り組みだ。本事業に関連して、美術館・博物館のアーカイヴ活用について、現場の当事者たちを呼んでオンラインでセッションをする「MUオンライントークコンテンツ」が開催。その様子をレポートする。

第9回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会を紹介。2022年10月号の「パリ」では、クリストとジャンヌ=クリードの《包まれた凱旋門》や「永遠の一瞬」展、「POUSH」の3つの事例を通して、異国の文化や才能を取り入れながらも、自国のアイデンティティを失うことなく、歴史を重層化させるフランスの首都パリの実験精神について検証する。

第9回
アートの世界に限らず、すべての芸術文化活動に関係する著作権。この著作権が消滅すると、いわゆる「パブリック・ドメイン」となり、誰もが自由に利用することができるようになる。一見わかりやすいこのパブリック・ドメインだが、他の権利との関係は意外と複雑だ。ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が詳しく解説する。