
助成金額は最大150万円。展覧会でのアクセシビリティ向上を目指す「東京芸術文化鑑賞サポート助成」が募集中
東京都とアーツカウンシル東京が、「東京芸術文化鑑賞サポート助成」を新たに設立。すべての人々が芸術文化を平等に楽しめる社会の実現を目指すこの取り組みでは、視覚・聴覚サポートを含む鑑賞支援のため、最大150万円の助成金が提供される。

東京都とアーツカウンシル東京が、「東京芸術文化鑑賞サポート助成」を新たに設立。すべての人々が芸術文化を平等に楽しめる社会の実現を目指すこの取り組みでは、視覚・聴覚サポートを含む鑑賞支援のため、最大150万円の助成金が提供される。

奈良県東吉野村で、「はじまりの東吉野オープンアトリエ2024」が11月1日〜4日の会期で開催される。参加する36組のクリエイターがアトリエや工房を公開し、来場者は作品を鑑賞しながら制作の現場にも触れられる。

10月4日、写真家・文筆家の石川直樹がヒマラヤ山脈の8000メートル峰・シシャパンマに登頂し、世界の8000メートル峰全14座を制覇する快挙を成し遂げた。その記録『最後の山』が2025年に新潮社より刊行される。

エスパス ルイ・ヴィトン大阪で、ドイツ人アーティスト ウラ・フォン・ブランデンブルクの個展「CHORSINGSPIEL(コアージングシュピール)」が開催される。会期は11月27日〜2025年5月11日。

写真家のオリヴィア・ビーが、ダンスフェスティバルである「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」の様子をとらえた作品を紹介する展覧会「その部屋で私は星を感じた」展が、京都・祇園の「Asphodel」で開催されている。会期は11月16日まで。

兵庫県立美術館で「パウル・クレー展──創造をめぐる星座」が開催される。会期は2025年3月29日~5月25日。

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で、歴史資料を未来へつなぐための営みを紹介するとともに、そのあるべき姿を考える企画展示「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」が開幕した。会期は12月8日まで。

東京美術倶楽部主宰の「東美特別展」にあわせ、杉本博司と千住博によるリモート「古美術」対談を実施。ロンドンギャラリー・田島整をあいだに挟み、濃密な対話が展開された。二人が語る、現代において古美術に触れる必要性とは?

美術史家・沓名美和が、上海・朱家角古鎮に「AAEF Art Center」の副館長に就任した。沓名の就任を記念し、「もの派の淵源―位相大地を中心に―」展が開催される。会期は11月8日〜2025年6月8日。

美術家がクラシック音楽の殿堂であるザ・シンフォニーホールの舞台へ立ち、絵を描く音をホールに響かせ、その音がやがて絵画となる──そんな世界初のリサイタル「Recital "Sky"」が、10月31日に開催される。

東京・汐留のパナソニック汐留美術館で「ル・コルビュジエ―諸芸術の綜合 1930-1965」が開催。ル・コルビュジエの後期の絵画芸術に注目する初の展覧会となる。

9s Galleryで、現代アーティスト・藤嶋咲子による個展「WRONG HERO」が開催される。会期は10月19日〜27日。

東京・上野の国立西洋美術館でスタートした「モネ 睡蓮のとき」展。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

クリスティーズは、香港・セントラルの「ザ・ヘンダーソン」にアジア太平洋地域の新本社を開設。その様子と、同社APAC社長のフランシス・ベリンが見据えるアジアのアートマーケットの可能性を紹介する。

ロンドンのナショナル・ギャラリーでフィンセント・ファン・ゴッホの回顧展「ファン・ゴッホ:ポエッツ・アンド・ラヴァーズ」が開催中。同館創立200周年と、ゴッホの代表作《ひまわり》と《ファン・ゴッホの椅子》の購入100周年の記念を祝うもので、世界中から名品が集結している。

神戸の兵庫県立美術館で開催中の展覧会「石岡瑛子 I デザイン」(兵庫県立美術館)。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

東京・上野の国立西洋美術館で「モネ 睡蓮のとき」展がスタート。パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開の作品を含む約50点のモネ作品に加え、日本各地に所蔵される作品を通じ、モネ晩年の芸術の極致を紹介している。

ジャパン・ハウス ロンドンでは現在、日本の食品サンプルを並べたエキシビション「ルックス・デリシャス!:食品サンプルの世界を探求する」が開催中だ。日本に住んでいると毎日当たり前に目にする食品サンプルが、ロンドンでは新鮮な驚きを持って迎えられ、想像を大きく超える反響を呼んでいる。会期は2025年2月16日まで。

2024年10月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

神山財団とは、半導体、サイバーセキュリティなどの最新のテクノロジーを取り扱う技術商社である株式会社マクニカの創業者・神山治貴が2013年に発足した財団であり、次代を担う人材育成を目的として「海外留学奨学金制度」と「芸術支援プログラム」を展開している。「芸術支援プログラム」は今年10周年を迎え、上野の森美術館ではこれまでの奨学生ら55名の作品を展示する記念展「KAMIYAMA ART カドリエンナーレ2024〜4年に一度の展覧会〜」が開催された(9月8日~15日)。この支援プログラムの特徴やカドリエンナーレの開催について、神山理事長に話を聞いた。 ※インタビューはカドリエンナーレ会期中の9月9日に実施。