キュレーターとして数々の実績を残した山峰潤也が急逝した。41歳だった。
山峰は1983年生まれ。東京都写真美術館、金沢21世紀美術館、水戸芸術館現代美術センターでキュレーターとして勤務。美術館時代には、主な展覧会として、「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」、「霧の抵抗 中谷芙二子」、「恵比寿映像祭(第4回〜7回)」などを手がけた。
その後、2020年秋に六本木にオープンしたANB Tokyoの設立に携わったのち、文化/アート関連事業の企画やコンサルを行う株式会社NYAWを設立。アートプロジェクトのプロデュース、雑誌やテレビなどのアート番組や特集の監修、執筆、講演、審査委員などに携わり、今年開催予定の「東京お台場トリエンナーレ2025」でもキュレーターとして参加していた。
NYAWによると、山峰は昨年末に急病で入院。治療を続けてきたものの、1月9日に息を引き取ったという。