ニトリHD所有「重要文化財 對龍山荘」が一般公開

株式会社ニトリホールディングスが、京都市左京区に所有する「對龍山荘」の一般公開を開始する。公開開始日は1月15日。

對龍山荘

 株式会社ニトリホールディングスが、1月15日より京都市左京区に所有する「對龍山荘」の一般公開を開始する。

 對龍山荘は1896年に薩摩出身の実業家・伊集院兼常により造営されたもので、その後、彦根出身の呉服商・市田弥一郎が譲り受け、庭園・建物ともに大改修が行われ、1905年に完成した。

對龍山荘
對龍山荘

 庭園は近代日本庭園の先駆者として知られる「植治」こと七代目小川治兵衛、建物は東京の大工棟梁である島田藤吉が手がけた。

 對龍山荘庭園は1988年に国の名勝に、對龍山荘は2024年8月に国の重要文化財(建造物)に指定されるなど、名実ともに明治期の京都を代表する貴重な近代和風建築。この機会にぜひ訪れてみたいスポットだ。

對龍山荘
對龍山荘

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